ヨネックス(YONEX)のピックルボールパドル(ラケット)の評判や口コミ

ヨネックスのピックルボールパドルに興味をもつ猫と犬

日本の大手スポーツメーカーであるヨネックス(YONEX)は、2024年7月下旬よりピックルボール市場に本格参入し、自社開発のパドル「EZONE(Eゾーン)」と「VCORE(Vコア)」を発売しました。

両モデルとも新潟の自社工場で製造されるMade in Japanの高品質パドルで、カーボン複合素材や独自技術を投入して100回以上の試作を経て完成したといいます。

公式には青いEZONEは広いスウィートエリアによる安定性重視モデル、赤いVCOREは高い操作性と振り抜き性能で強烈なスピンを追求した攻撃型モデルと位置付けられています。

発売直後から国内でも話題となり、Amazonや楽天のレビュー、SNS上の声などでユーザーの評価が少しずつ共有され始めました✨️

以下では、そうした日本人ユーザーを中心とした良い口コミ・評判と悪い口コミ・評判をバランスよく紹介し、海外での評価にも触れながらレビューの総まとめを行います。

目次

ヨネックスのピックルボールパドル(ラケット)の良い口コミや評判

ヨネックス製のピックルボールパドル(ラケット)について、日本人ユーザーからは好意的な評価が多く寄せられています。

以下に主な良い口コミをまとめます。

  • 打球感(打感)が良い
  • 反発力・パワーがあってよく飛ぶ
  • 扱いやすくスウィートスポットが広い
  • スピン性能が高い
  • 日本製の高品質で安心感

打球感(打感)が良い

実際に使用した人から「打感が非常に良い」との声があります。

試打で他社製との比較でも「青(EZONE)より赤(VCORE)の方が打感が良かった」と感じたユーザーもおり、期待通りのフィーリングだと評価されています。

手に伝わる感触が心地よく、コントロールしやすい点は高く評価されています💡

反発力・パワーがあってよく飛ぶ

パドル自体の反発性能が高いため、ボールがしっかり飛ぶという口コミもあります。

「反発も良くパワーもあってとても使いやすいです。お気に入りです。」といったレビューが楽天市場で投稿されており、パワフルなショットが打てる点を称賛する声があります。

しっかり振り抜けば強いボールが打てるため、中級者以上にも手応えのあるラケットだと好評です。

扱いやすくスウィートスポットが広い

EZONEモデルについて特に、「スウィートエリア(当たりどころ)が広く、コントロール性に優れる」との評価があります。

初心者が使っても扱いやすく感じられ、「全体的なコントロール性やスウィートスポットの広さではEZONEが扱いやすい印象です(初心者の感想)」との試打レビューもありました。

実際、海外の専門レビューにおいても「EZONEの方が寛容でミスに強く、VCOREはスイートスポットが小さい分精度が高い」と評価されており、操作しやすさという点で高い点数を得ています。

スピン性能が高い

表面に施された「微粒子コーティング」技術の効果もあり、ボールにスピンがかけやすいという声があります。

滑らかな面ながらしっかりボールを掴む感触があり、ドライブやカットなど回転系ショットのキレが良いと評判です。

ある上級者は「面のグリップ力が高くスピンがよくかかる点が素晴らしい」とコメントしており、コントロール性と相まってスピンショットの安定感が好評です。

トップシートの摩耗による性能低下も起きにくく、長期間安定したスピン性能が維持できる点もメリットとされています。

日本製の高品質で安心感

ヨネックス製品ということで作りの品質や仕上げの良さに言及するユーザーもいます。

実際に「MADE IN JAPANの最高品質パドル」とうたわれている通り、細部の頑丈さや耐久性への信頼感があります✨️

グリップ形状や重量バランスも「手にフィットしやすく違和感が少ない」と評価されており、ラケットスポーツ経験者には握った感覚が馴染みやすいとの声もあります。

総じて「さすが世界のヨネックス」というブランドへの信頼もプラスに働き、所有する満足感・安心感につながっているようです。

ヨネックスのピックルボールパドル(ラケット)の悪い口コミや評判

一方で、ヨネックスのピックルボールパドル(ラケット)にはいくつかのネガティブな指摘や懸念点も見られます。

主な悪い口コミ・評判を以下にまとめます。

  • 価格が高い(コスト面のハードル)
  • 入手性が悪い(販売店が限られる)
  • 人によって合わない・性能を引き出せない場合も
  • 上級者向けモデルへの指摘
  • パワー不足を感じる場合がある

価格が高い(コスト面のハードル)

最大のネックとして挙がるのが価格の高さです。

EZONE・VCOREいずれも定価は税込31,900円とピックルボール用パドルとしてはかなり高価な部類になります。

ユーザーからも「まだマイナー競技で取扱いが少ないせいかパドルは高い」といった声があり、初心者が気軽に手を出すにはハードルを感じる価格設定です。

「破格のコストパフォーマンス」との肯定的な意見もあるものの、一般的には値段の高さゆえに購入を躊躇する人もいるでしょう。

入手性が悪い(販売店が限られる)

上記とも関連しますが、「まだメジャーではないので取り扱い店舗が少ない」との指摘もあります。

発売当初は一部のスポーツショップや公式オンラインショップでの限定的な展開だったため、実物を試打できる環境も限られていました。

地方在住者からは「近くで売っていない」「現物を見られない」といった不満も聞かれます。

現在は徐々にAmazonや楽天市場など主要ECサイトでも販売されていますが、それでも店頭で気軽に買える状況ではなく、入手のしにくさがデメリットとして挙げられています。

人によって合わない・性能を引き出せない場合も

「ヨネックスブランド初の国内販売なので期待して購入したが、自分には少し合わなかった」という率直なレビューもありました。

特にVCOREモデルについては「振り抜き性能に期待したが期待ほどではなく、自分には合わなかった」という声があり
、全員がすぐ満足できるわけではないようです。

あるユーザーは「少し上級者向けかもしれません。シニアの私にはパドル単体でもう少し反発力が欲しかったかも?」とコメントしており、プレーヤーのレベルやプレースタイルによっては扱いづらさを感じる場合もあるようです。

EZONEとVCOREで性格が異なるため、自分に合った方を選ばないと真価を発揮できない可能性があります。

上級者向けモデルへの指摘

上記とも関連しますが、VCOREモデルはやや上級者向けとの見方があります。

ラリーより攻撃重視の設計ゆえに、「初心者には扱いにくい部分もある」という意見です。

実際、比較表でも初心者適正はEZONEが◎でVCOREは○とされており、経験の浅いプレーヤーがいきなりVCOREを使うと持て余す可能性があります。

海外レビューでも「VCOREはヘッドが丸型でスウィートスポットが小さい分、精密だが許容範囲が狭い」との指摘があり、ミスショットにはシビアだと分析されています。

ゆえに、パドルのポテンシャルを活かすにはある程度の技術やパワーが必要で、初心者や非力なプレーヤーにはEZONEの方が無難だという声もあります。

パワー不足を感じる場合がある

コントロール性能と引き換えに、飛び(ボールの出力)の面で物足りなさを感じるという指摘も一部にあります。

特にライト(軽量)モデルでは「もう少しパドル自体の反発力が欲しい」というシニア層の意見がありました。

海外の詳しいレビューでも、「15mm厚の標準サイズとしてはややパワーが控えめ」と分析されており、ボールを掴む時間が長い設計上、エネルギーがロスしてショットスピードは抑えられると解説されています。

このため、速いボールを打つには自分でしっかりスイングする必要があり、パドルに楽をさせてもらうタイプではないという評価です。

パワー系の他社パドルと比べると、よりコントロール重視のフィーリングなため、ここをデメリットと捉える向きもあります。

ヨネックス(YONEX)のピックルボールパドル(ラケット)のレビューまとめ

以上の口コミを総合すると、ヨネックスのピックルボールパドルは品質と性能面で非常に評価が高い一方、価格や人による相性に課題も見られることがわかります。

日本人ユーザーの評判としては、「打感・コントロール・スピン性能の良さ」に感動するポジティブな意見が大半を占めています。

実際「反発力があり使いやすい」「スウィートスポットが広く初心者でも扱いやすい」といった声が多く、初の国産パドルとして期待以上の出来だと好評です。


一方でネガティブな評判としては、「価格が高い」「自分には合わなかった」といったものが散見されました。特に3万円を超える価格設定はどうしてもハードルとなり、競技人口が増え始めたばかりの日本市場では手を出しにくいとの指摘があります。

また、VCOREなどモデルによっては上級者向けの癖があり、「もっと弾きが欲しい」「初心者には難しいかも」と感じるユーザーもいるようです。

これは裏を返せば、プレーヤーの力量次第で良くも悪くも評価が変わる製品とも言えるでしょう。

海外のレビューでも「EZONEは寛容でVCOREは精密」「両モデルともコントロール性は素晴らしいがパワーは控えめ」と分析されており、日本のユーザー評価とも概ね一致しています。

総じて、ヨネックスのピックルボールパドルは「さすがヨネックス」と言われるだけの完成度と信頼感を備え、ピックルボールをプレーする日本人にとって魅力的な選択肢となっています。

高品質な日本製と優れた設計技術による安心感があり、初心者から上級者まで自身のスタイルに合わせて2モデルから選べることも強みです。

その一方で、前述のように値段やモデル特性には留意が必要であり、「誰にでも万能」というよりはフィットする人にはとことんフィットする玄人好みのラケットと言えるかもしれません。

最後に

ヨネックスのピックルボールパドル「EZONE」「VCORE」に対する口コミ・レビューを見てきましたが、概ね高評価が目立つものの、一部に価格や相性面での課題も指摘されています。

日本人ユーザーからは打球感やコントロール性能への満足の声が多く、初めて使った人からも「買って良かった」「お気に入りになった」といった好意的な反応が伺えます。

一方で、競技経験やプレースタイルによっては合う・合わないが分かれる可能性もあり、購入前にできれば試打してみることが勧められます。


ピックルボール自体まだ新興スポーツですが、日本国内でも注目度が高まっています。

ヨネックスが高品質なパドルを投入したことでさらに盛り上がりが期待でき、今後ユーザーの声も増えて製品改良や新モデル登場につながっていくでしょう。

現時点でヨネックスのパドルは「高級だが安心できる選択肢」と言えます。

興味のある方はぜひ口コミで挙がった良い点・懸念点を参考に、自分のプレースタイルに合ったモデル(安定志向のEZONEか、スピン志向のVCOREか)を選んでみてください。

ヨネックス製パドルがあなたのピックルボールライフを豊かにしてくれる可能性は十分にあります。

楽しみながら、自分にフィットする一本を見つけましょう。

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