ミノピックルボール(MINO Pickleball)ってどんなブランド?パドルの特徴は?

東京とピックルボールと犬

ミノピックルボール(MINO Pickleball)は、日本で誕生したプレミアムなピックルボール用パドルの専門ブランドです。

近年アメリカ発の新スポーツとして急成長しているピックルボールが日本でも注目を集め始める中、「日本発・日本向け」の高品質パドルブランドとして立ち上げられました。

目次

ミノピックルボールの運営会社情報

ミノピックルボールを運営するのは「株式会社日本ピックルボールホールディングス」という企業です。

本社は東京都渋谷区広尾にあり、2024年2月に設立された比較的新しい会社です。

この会社はピックルボール普及のために様々な事業を展開しており、ミノピックルボールのような自社パドル・アパレルブランドの運営のほかにも、アメリカ最大手の屋内ピックルボール施設チェーン「The Picklr(ザ・ピックラー)」の日本展開を担う The Picklr Japanや、ピックルボールの情報発信・イベント企画を行うメディアプラットフォーム Pickle Tokyo(ピックル東京)などを手掛けています。

つまり、ミノピックルボールは単なる製品ブランドにとどまらず、運営会社を通じて施設運営やコミュニティ作りまで含めたピックルボール総合プロジェクトの一翼を担っていると言えるでしょう。

株式会社日本ピックルボールホールディングスの会社概要

  • 社名:株式会社日本ピックルボールホールディングス(Nippon Pickleball Holdings)
  • 代表取締役:ステァ 賢和チャールズ(Kenton Stehr)
  • 設立:2024年2月
  • 本社:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-4-16 EAT PLAY WORKS 3F
  • 事業:MINO Pickleball のほか、The Picklr Japan(米大手室内施設チェーンの国内マスターフランチャイジー)、情報サイト Pickle Tokyo などを運営。

ミノピックルボールのパドルの特徴

ミノピックルボールのパドルは素材や構造にこだわり、初心者から上級者まで満足できる性能を追求しています。

主力製品である「Pro Series Carbon Bloom(プロシリーズ・カーボンブルーム)」パドルは、以下のような特徴を備えています:

  • 高品質素材:フェイス(打球面)にT700カーボンファイバー素材を採用し、耐久性とパフォーマンスを強化。
  • 先進的な構造:熱成形(サーマフォーム)加工とフォーム注入されたエッジによってスイートスポットを拡大し、パドルの隅々まで安定した反発性能を持たせています。厚さは約16mmと厚めでしっかりした打球感です。
  • 軽量設計:重量は約220g(±10g)程度とピックルボールパドルとしては軽量な部類で、振り抜きやすく操作性が高いです。長時間のプレイでも腕が疲れにくい設計になっています。
  • スピン性能:表面は特殊なテクスチャ仕上げが施されており、ボールをしっかり掴んでスピン(回転)やスライスをかけやすくなっています。実際に使用したプレイヤーからも「さすがカーボン製、粗めの表面加工のおかげでスピンがよくかかる」と好評です。
  • 付属品:パドルにはネオプレン製の専用カバーが付属し、持ち運びや保管もしやすく配慮されています。また、このProシリーズのパドルは米国のUSAP(全米ピックルボール協会)公認も取得済みで公式大会でも使用可能です。

さらに、ミノピックルボールには初心者やカジュアルプレイヤー向けの「Entry Series(エントリーシリーズ)」も用意されています。

エントリーシリーズのパドルはフェイスにグラスファイバー素材を使い、厚さ約13mm・長さ約39.9cmとプロシリーズよりやや薄型・短めで扱いやすいサイズになっています。

重量はプロシリーズと同等の約220gですが、コストを抑えるためUSAP公認申請は行っていないものの、基準に適合する品質で製造されています。

価格帯も1本1万円前後と手に取りやすく設定されており、まずピックルボールを試してみたいというビギナーにも嬉しいラインナップです。

エントリーシリーズはカラーバリエーションが豊富で、製品名の通り「Color Paddle」と称しているようにポップな色合いが特徴です(例:ローズピンクのモデルなど)。

一方、プロシリーズの「Carbon Bloom」もオレンジ、ホワイト、ピンク、そして新色のオーシャンブルーなどスタイリッシュなカラー展開があり、デザイン面でも魅力的です。

実際の利用者レビューを見ても、ミノピックルボールのパドルは総じて高評価です♪

例えば「軽い力で球が飛んでいくのでとても打ちやすい」とか「打球面も安定していてコントロールしやすい」といった性能面の満足だけでなく、「デザインがおしゃれで家族で色違いを3色購入した」といった声もあり、機能と見た目の両面でユーザーに受け入れられていることがわかります。

スピンがよくかかるという感想や、初心者でも扱いやすいとのコメントも多く、プロからエンジョイ勢まで幅広い層にマッチするパドルと言えるでしょう。

最後に

ピックルボール市場が盛り上がる中で登場したミノピックルボールは、「日本発の高品質パドルブランド」として着実にファンを増やしています。

ブランドの背景には、ピックルボールを日本に根付かせたいという熱意や、国内プレイヤーに合ったギアを届けたいという思いが感じられます。

性能面では最新テクノロジーを取り入れつつ、デザイン面ではコートで映えるカラーと洗練されたルックスを両立している点も魅力でしょう。

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