Gamma(ガンマ)のピックルボールパドルの特徴や料金

Gamma(ガンマ)のピックルボールパドルに興味がある犬と猫
目次

Gamma(ガンマ)のピックルボールパドル一覧

  • オブシディアン シリーズ
  • エアベンダー シリーズ
  • レインメーカー
  • 405 / 412 シリーズ
  • ヘルベンダー
  • コンパス
  • ニードル

各モデルとも、アメリカ製(または設計)でUSAピックルボール公認試合でも使用可能な高品質パドルです。

Gamma(ガンマ)のピックルボールパドルの特徴

オブシディアンシリーズの特徴

Gammaのオブシディアン(Obsidian)シリーズは、厚みごとに性能バランスを調整できるのが魅力です。

16mmモデルはコントロール性と安定感が抜群で、ミスヒットにも寛容な大きなスイートスポットを持ちます。

一方、10mmモデルはより反発力が高く強烈なドライブ向き、13mmモデルはその中間でパワーとコントロールのバランスに優れています。

表面は生(Raw)カーボンファイバーのテクスチャード加工でスピン性能も高く、打球の精度と安定性を求める幅広いレベルのプレーヤーに対応するシリーズです。

また熱成型(サーモフォーム)構造とエッジ部のフォーム充填により、衝撃吸収とさらなるスイートスポット拡大が図られており、激しいラリーでも安定した打感を提供します。

オブシディアンシリーズは「精密なコントロールを求める人には16mm、パワフルなドライブ重視なら10mm、バランス型なら13mm」と、自分のプレースタイルに合わせて選べるのが強みです。

エアベンダーシリーズの特徴

エアベンダー(Airbender)シリーズは、Gammaが誇る最先端テクノロジー搭載パドルです。

中でも注目は厚さ22mmにも及ぶ超厚型コアモデルで、これは高密度ハニカムコアのセル(蜂の巣構造)を通常以上に拡大することで、卓越した安定性と“しなり”による超柔らかな打球感を実現したものです。

22mmモデルは特にコントロール性と精度が飛躍的に向上し、強打のボールも面でしっかり受け止めリセットしやすい安定感があります。

13mm・16mmモデルでも従来比で大きなセル構造を持ち、十分なコントロール性能と反発力の両立が図られています。

表面材には東レ製T700カーボンの生カーボンファイバー面を採用し、スピン量は最大級。

さらにハンドル部に内蔵された成型フォーム(Molded Foam)が手への振動を軽減し安定した打感を提供。

エアベンダーシリーズは操作性を高める独自のハイブリッド形状(エッジ形状の工夫により振り抜き向上)も特徴で、高精度なコントロールとスピンショットで相手を翻弄したい中上級者にうってつけです。

ただし高性能ゆえ価格帯も高めで、初級者が最初の1本に選ぶなら将来を見据えて奮発する場合に検討すると良いでしょう。

とはいえその安心感・安定感は初心者にも恩恵があり、しっかり振ればパドルが仕事をしてくれる頼もしさがあります。

レインメーカーの特徴

レインメーカー(Rainmaker)は、初心者に最もおすすめできるGammaパドルです。

6色のポップなカラーで展開されており、見た目の楽しさだけでなく性能面も初級者フレンドリーに仕上がっています。

厚さ16mmのコアとmicrobead加工のカーボンフェースにより、打球時のソフトで静かな打感と高いレスポンス性を両立。

平均重量は約8.2オンス(約232g)と軽めで、取り回しが楽な軽量設計のため、振り遅れや操作ミスを減らせます。

フェース幅は約7.4インチと広めでスイートスポットが大きく、多少芯を外しても安定した飛びを提供してくれる寛容性の高さが光ります。

このためコントロールが安定せずネットやアウトをしがちな初心者でも、自信を持ってスイングしやすいでしょう。

さらに熱成型ハニカムコア構造でコントロール性を高めつつ、適度な反発も備えているため、サーブやロブも楽に飛ばせます。

価格も1万円台と求めやすく、「まず1本」で迷ったらレインメーカーと言えるコストパフォーマンスの高いモデルです。

405 / 412シリーズの特徴

405および412は、Gammaの中級ラインに位置するパワー系ミッドレンジモデルです。

どちらも約16.5インチのやや縦長ボディを採用し、標準よりも長めのグリップ(約5.25インチ)によってテニスのような両手バックハンドも安定して打てる設計になっています。

412モデルはテクスチャード加工のコンポジット(グラスファイバー)フェースで、薄めの13mmコアとの組み合わせにより強い弾きとパワーが特徴。

一方405モデルはグラファイト(カーボン)フェースを採用しており、コントロール性能と打球感の良さが魅力です。

両モデルともGamma独自のSensa Poly Core(ポリプロピレン製ハニカムコア)を搭載し、打球時の衝撃を程よく抑えつつ反発力を発揮するため、パワフルなドライブからソフトなタッチショットまで扱いやすくなっています。

実際、412は「細長いフェースが生み出す強力なフォロースルーと、ソフトな打感の両立」が評価されており、405も「軽量で驚くほどのパワーがあり、スピードとコントロールのバランスが良い」というレビューがあります。

総じて405/412シリーズは攻撃的なプレー志向だが扱いやすさも欲しいといった初中級プレーヤーに適したモデルと言えるでしょう。

ヘルベンダーの特徴

ヘルベンダー(Hellbender)は、Gammaが初期に展開した高性能モデルで、25%厚い大型セルのNeuCoreコアを採用したことにより一世を風靡したパドルです。

16mm厚の大型セル・ポリプロピレンハニカムコアは、従来比で打球時の柔らかいフィーリングと高い応答性(レスポンス)を実現し、コントロール性を格段に向上させました。

それでいて平均重量は7.8オンス前後と軽量級に収まっており、スイング時の取り回しは軽快で操作にストレスを感じません

加えて面素材はグラファイト系でスピン性能も十分。

特筆すべきはスイートスポットの広さと安定した打球感で、ミスヒットしてもボールが思ったところに飛んでくれる安心感があります。

これは初心者が初めて高性能パドルを手にするときにも恩恵を感じやすいポイントでしょう。

実際「NeuCoreコアの大きなセル構造がもたらす反応の良さと軽量による楽な操作性」は多くのプレーヤーに支持され、発売当初は品切れが続いたほどです。

現在は後発のObsidianシリーズなどにフラッグシップの座を譲りましたが、価格が下がった分コストパフォーマンスが高くなっており、中級者はもちろん扱いやすい高性能モデルを探す初心者にも狙い目の1本と言えるでしょう。

コンパスの特徴

コンパス(Compass)は縦長エロンゲーテッド形状でありながら、“扱いやすさ”に定評のあるユニークなモデルです。

全長16 5/8インチ・幅7 1/8インチのブレード型ですが、GammaのNeuCoreコア(厚さ約16mm)を採用することでバランスの良い打球感と広いスイートスポットを両立しています。

実際、コンパスは「縦長のリーチによる守備範囲の広さを得つつ、許容範囲の広い大きなスイートスポットで安心感がある」と海外プレーヤーから評価されており、初めて縦長パドルを使う人でも違和感なく扱える設計となっています。

表面はテクスチャード・グラファイトフェースで、繊細なタッチやスピンコントロールにも優れています。

一方で厚めのコア構造が生む十分な反発力と「フェースから弾き出されるポップな打球」も備えており、パワーとコントロールの両面で高水準です。

重量は約7.7オンス(約218g)と中量級で、ネット際でのハンドリングも安定。

特に手が小さめのプレーヤーには細身の4 1/8インチグリップがフィットしやすく、操作性を高めています。

コンパスは「ネットプレーのタッチを向上させつつパワーも欲しい」という欲張りなニーズに応えるモデルで、オールラウンドに活躍するでしょう。

ニードルの特徴

ニードル(Needle)はGamma初のエロンゲーテッド型パドルとして登場し、今なお根強い人気を持つバランス型ブレードパドルです。

全長16 5/8インチ・幅7 1/8インチという細長い形状ですが、工夫された設計により「細長パドル=スイートスポットが狭い」という常識を覆しています。

実際、ニードルのスイートスポットはフェース上部にやや広めに配置されており、上部75%のエリアで安定した性能を発揮するとのプロ評価もあります。

これはテニス経験者が好む高い打点でボレーやスマッシュを打つ際にも威力を発揮し、「届かなかったボールに手が届く」リーチの長さと相まって攻守両面でメリットとなります。

面素材はグラファイトで適度なソフトさがあり、ブロックやドロップショット時にはしっかりボールを受け止めコントロールしやすい一方、反発も十分で強打も決められます。

内部にはGammaのSensa Poly Core(ポリプロピレンコア)が使われ、不要な振動を抑えて精密なコントロールを可能にしています。

重量約7.6オンス(約216g)と軽めでトップヘビー感が少なく、ネット際の速い展開でも振り遅れにくいバランス設計です。

総じてニードルは「リーチを活かした攻撃をしながら繊細なタッチも求める」プレーヤーに応えるモデルで、真剣に上達を目指す初心者から上級者まで幅広く愛用されています。

発売から時間が経ち価格も手ごろになっているため、性能重視派の初心者が最初の1本に選ぶケースも増えています。

Gamma(ガンマ)のピックルボールパドルの料金

各モデルの米国市場での一般的な販売価格は以下の通りです(1ドル=150円換算)。

  • オブシディアン シリーズ: $129.99 (約19,500円)
  • エアベンダー シリーズ: $199.99 (約30,000円)
  • レインメーカー: $89.99 (約13,500円)
  • 405 / 412 シリーズ: $139.99 (約21,000円)
  • ヘルベンダー: $169.99 (約25,500円)
  • コンパス: $159.99 (約24,000円)
  • ニードル: $119.99 (約18,000円)

上記はメーカー希望小売価格または主要販売店での価格を基にした目安です。モデルによって発売時の定価から値下げが行われている場合もありますが、現在は概ねこの価格帯に統一されています。

最後に

ガンマ(Gamma)は元々テニス用品で高い評価を得ていたブランドであり、そのノウハウを活かして品質と革新的技術を兼ね備えたピックルボールパドルを展開しています。

初心者向けの手頃なモデルからプロ志向の高性能モデルまでラインナップが幅広いため、プレーヤーは自分の上達に合わせて最適な一本を選びやすいでしょう。

実際、ガンマのパドルは「最先端テクノロジーによる素晴らしいプレー体験」ができると海外では評判で、製品には1年間のメーカー保証も付いているため初めてでも安心です。

コントロール重視でミスを減らしたい初心者には安定性の高いモデルが揃い、デザイン性も魅力的なGammaパドルはピックルボールを始める方への心強い相棒になってくれるはずです。

ぜひ自分に合ったガンマのパドルを手に取り、快適なプレーと上達の喜びを実感してみてください。

あなたのピックルボールデビューを、Gammaはしっかりサポートしてくれるでしょう✨️

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