アメリカ発のNeonic(ネオニック)は、高性能なピックルボールパドルを手頃な価格で提供する注目ブランドです。
以下ではNeonicのパドルラインナップとその特徴、価格について詳しく紹介します。
Neonic(ネオニック)のピックルボールパドル一覧
- Neonic Force 16mm – エロンゲーテッド(長身)型パドル。
16mm厚のコアと細長い形状でパワーとリーチを重視したモデル。 - Neonic Flow 16mm – ハイブリッド型パドル。
丸みを帯びたラケットヘッドと細めのスロートが特徴のバランスモデル。 - Neonic Flow Prime X – ハイブリッド型パドル。
Flow 16mmをベースにフェース素材を強化し、さらにパワーとスピン性能を高めた上位モデル。 - Neonic Flow Swift – ハイブリッド型パドル。
柔らかな打球感とコントロール性能を追求したFlowシリーズの最新モデル。 - Neonic Flare Prime X – ワイドボディ(標準)型パドル。
14mm厚コア採用の軽量パワーモデルで、扱いやすさと反発力を両立。 - Neonic Flare Titanium – ワイドボディ(標準)型パドル。
16mm厚コアとチタン複合フェースによる、パワーとコントロールの高度なバランスモデル。
またモデルごとに複数のカラー展開(例:Forceはネオングリーン/ピンク、Flowはアクアブルー/ローズゴールド、Flare Prime Xはホワイト/ゴールド/ピンク等)があります。

Neonic(ネオニック)のピックルボールパドルの特徴
Neonic Force 16mmの特徴
Neonic Force 16mmは、その名の通り厚み16mmのエロンゲーテッド型パドルです。
全長約16.5インチ・幅7.5インチの細長いフェースを持ち、遠心力を活かした強打やリーチの長さを求めるプレーヤーに適しています。
最新の熱成型(一体成型)技術で作られた堅牢な構造に加え、エッジ部にフォーム材を注入した設計によりスイートスポットが非常に広く、ボレーでも楽に強い球を返せます。

表面材には高品質なToray社製T700カーボンファイバーを採用しており、スピン性能も申し分ありません。
価格が約100ドルと手に取りやすいながら、パワーとスピンの両方でゲームに大きな力を発揮してくれる入門にも好適なモデルです。
Neonic Flow 16mmの特徴
Neonic Flow 16mmは、縦横のバランスが取れたハイブリッド型パドルです。
全長約16.25インチ・幅7.4インチ(先端部で最大7.625インチ)という独自のラウンドトップ形状を持ち、スロート(柄の付け根)を細く絞ることで両手打ちバックハンドの握りやすさも考慮されています。
16mm厚のコアとフォーム注入エッジによってコントロール性の高い打球感を実現しつつ、必要十分なパワーとスピン性能も兼ね備えています。
特にこのFlowはポップ(反発力)を適度に抑える調整がされており、繊細なドロップや正確なプレースメントが狙いやすい一方で、ドライブやサーブ時にはしっかりとしたパワーを発揮します。
5.5インチの長めのグリップを備えており、エロンゲーテッド型並みのレバレッジで強打時のヘッドスピードも稼げるため、「コントロール重視だがパワーも欲しい」というオールラウンドなニーズに応えるモデルです。
Neonic Flow Prime Xの特徴
Neonic Flow Prime Xは、前述のFlow 16mmをさらにチューンナップしたハイブリッド型パドルです。
基本的なサイズ・形状(全長16.25インチ、幅約7.4〜7.625インチ、厚さ16mm、グリップ長5.5インチ)やフォーム注入エッジ構造はFlow 16mmと共通ですが、フェース素材にカーボンファイバーとグラスファイバーのサンドイッチ構造を採用している点が大きな違いです。
この3層構造フェースにより適度なしなりと反発性が加わり、コントロール性能を維持しつつより強いスピンとパワーを引き出せる設計になっています。
平均重量は約7.8〜8.0オンス(220〜227g程度)で操作性も良好です。
標準でパドルカバーが付属し、メーカー保証も1年間と手厚く、品質への自信がうかがえます。
総じてFlow Prime Xは「コントロール重視だけどもう少しパワーも欲しい」という中上級者に向けた、性能バランスの優れたモデルと言えるでしょう。
Neonic Flow Swiftの特徴
Neonic Flow Swiftは、Flowシリーズの中でもコントロール性能を突き詰めた最新モデルです。
基本スペック(全長16.25インチ・幅約7.4インチ・厚さ16mm・グリップ長5.5インチ)は他のFlowモデルと共通しますが、フェースにはチタンコーティング素材を織り交ぜることで打球時のソフトなフィーリングを実現しています。
最大の特長は心地よい柔らかさと直感的なボールコントロール性能で、ボールを思い通りのコースに運びやすいことです。
「Placement over Power(パワーよりも配置を重視)」という言葉が示す通り、瞬間的なパワーよりも緻密なコントロールプレーに重きを置いた調整がなされています。
とはいえ単なるソフト系のパドルではなく、高いスピン性能によりドロップやカットなど多彩なショットで主導権を握ることができます。



重量は平均約8.1オンス(230g前後)とシリーズ中やや重めですが、その分安定感が増しブレの少ない安定したプレーを支えてくれるでしょう。
Neonic Flare Prime Xの特徴
Neonic Flare Prime Xは、標準的なワイドボディ形状ながら非常に軽量なパワー系パドルです。
厚み14mmのポリプロピレンコアを採用し、平均重量も約7.8オンス(220g弱)と軽く仕上げられており、女性や長時間のプレーでも扱いやすいのが特徴です。
16インチ×8インチの幅広フェースから生み出される広いスイートスポットに加え、エッジ周囲に施されたフォーム注入とコアの6mm細胞構造によって、オフセンターヒット時でも安定した反発が得られるよう工夫されています。
この結果、従来の薄型パドルにありがちなシビアさを和らげ、多少スイートスポットを外しても球離れが悪くなりにくい寛容さを備えています。
軽量ながらもパワーとポップ(弾き)を適度にプラスできる調整で、強烈なスマッシュから俊敏なボレーまで軽快にこなせるオールコート志向のモデルです。
他モデルが重く感じる人や、パワーを増しつつ操作性も維持したいプレーヤーにとって、有力な選択肢となるでしょう。
Neonic Flare Titaniumの特徴
Neonic Flare Titaniumは、チタン素材を取り入れた業界初のワイドボディ型ピックルボールパドルです。
16インチ×8インチのフェースはFlare Prime Xと同等サイズですが、コア厚は16mmに増しており、重量も約8.1〜8.3オンス(230〜235g程度)とやや重めです。
そのフェースはチタン+カーボンファイバー+グラスファイバーの3層構造になっており、この独自素材コンビネーションにより「柔らかい打球感」+「十分な反発力」という相反しがちな性能を両立しています。
実際の打球フィールは「プッシュ(柔らかいが弾きもある)」感触と評され、16mm厚ならではの安定したコントロール性能も相まって、強打時でも繊細なタッチでも思い通りのボールコントロールが可能です。
Neonic Flare Titaniumはまさにパワーとコントロールの完璧なブレンドを実現したオールラウンドモデルであり、攻守に渡ってハイレベルなプレーを目指す競技志向のプレーヤーにマッチするでしょう。
Neonic(ネオニック)のピックルボールパドルの料金
各モデルの米国販売価格は$99.99〜$149.99で、1ドル=150円換算では約15,000〜22,500円の価格帯になります。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで手頃な価格帯に収まっており、高コスパと言えるでしょう。
- Neonic Force 16mm:$99.99(約15,000円)
- Neonic Flow 16mm:$129.99(約19,500円)
- Neonic Flow Prime X:$139.99(約21,000円)
- Neonic Flow Swift:$149.99(約22,500円)
- Neonic Flare Prime X:$139.99(約21,000円)
- Neonic Flare Titanium:$149.99(約22,500円)
※米国公式サイトでの販売価格となります。Neonicでは全世界送料無料で発送に対応しており(関税も不要)、6か月の製品保証も付帯しています。
最後に
この記事ではNeonic(ネオニック)のピックルボールパドルの特徴や料金をまとめました。
手頃な価格帯ながら妥協のない性能とスタイリッシュなデザインを兼ね備えたNeonicのパドルは、初心者から上級者まで幅広いプレーヤーに魅力的な選択肢となっています。
「高性能なパドルをより安く提供する」というNeonicのポリシー通り、各モデルとも品質が最優先で設計されており安心して使用できます。



ユニークなネオンカラーのカラーバリエーションや洗練されたロゴデザインも目を引き、コートで映えること間違いありません♪

