室内でのピックルボールコートの作り方【サイズや費用、体育館での作成方法も解説】

体育館でピックルボールコートを作っている子猫
目次

室内でのピックルボールコートの作り方

  • スペースを選ぶ
  • ラインを引く
  • ネットを設置する

スペースを選ぶ

  • 必要床面積 – コート本体 13.4 m × 6.1 mに、サイド1.5 m・エンド3 mの安全域を足すと、およそ 18 m × 10 m ほどが理想。天井高は推奨 5.5 m(最低でも 3.5 m)。
  • 床材 – 既存の体育館フローリング/フロアタイル/樹脂パネルいずれも可。凹凸や段差がないことが絶対条件。

ラインを引く

  1. 外周・センター・サービスライン を50 mm幅テープでマーキング(色は白か黄色が見やすい)。体育館用PVCテープなら1巻(50 m)1,500–3,000円程度。
  2. ノンボレーゾーン(キッチン) はネットから両側 2.13 m。バドミントンのショートサービスラインとの差は約11 cmなので、臨時利用では追加テープを一本貼るだけで済む。

ネットを設置する

  • 正規高さは端91.4 cm/中央86.3 cm。市販のポータブル22 ftネット(6.7 m)は高さ調整ストラップ付きで設営3分
  • ピックルボールコートのネットの料金目安(国内)
    • Franklin Tournament Set:33,435 円
    • JOOLA Elemental:29,040 円

ピックルボールコートのサイズ

項目メートルフィート・インチ
コート長13.41 m44 ft
コート幅6.10 m20 ft
ノンボレーゾーン2.13 m7 ft
ネット高さ(中央)0.863 m34 in
ネット高さ(ポール側)0.914 m36 in

日本ピックルボール協会の公式寸法は上表の通りで、バドミントンダブルスと同サイズ。ライン幅は 50 mm。

室内ピックルボールコート作成にかかる費用

区分目安価格
ポータブルネット28,000–35,000 円
ラインテープ(50 mm×50 m)×2 巻3,000–6,000 円

最小構成(既存床+テープ+ネット)なら4 万円台 でピックルボールコート1面分が完成。

体育館で簡単にピックルボールコートを作る方法

  1. バドミントンコートを流用
    • 外側ラインはそのまま使用可。
    • ショートサービスライン前に11 cmの追加テープを貼り、ノンボレーゾーンを正確に補正。
  2. ネットを低くセット
    • 可変式バド・テニス兼用ネットを86–91 cmに合わせるか、既存ポールにストラップを巻いて中央のみ沈める。
  3. 設営/撤収は10分以内
    • 体育館利用時間が限られるサークル活動でも、テープ剥離が無いので床を痛めない。
  4. 付帯備品
    • ボール回収ネットや得点ボードは卓球用品の流用でOK。

最後に

ピックルボールは「狭い・安い・すぐできる」三拍子がそろった、屋内でもできるスポーツ。

最初は完璧でなくてもいいので、室内にピックルボールコートを自作して練習してみてはいかがでしょうか。

この室内ピックルボールコートの作り方の記事があなたのお役に立てば嬉しいです♪

ちなみに、体育館にピックルボールコートのネットを持参して、簡単に作成できる自作ピックルボールコートで練習してるクラブチームやサークルはけっこう多いです💡

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