「KPI PARK」は、今ピックルボール愛好家の間で注目を集めるスポーツ施設です。
横浜市内でピックルボールができる場所を探している人なら、一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。
この記事では KPI PARKとは何か、横浜に新設されたピックルボール専用コートの概要や特徴、そして メリット・デメリット について、公式情報や利用者の声を交えながら詳しく解説します。

ピックルボールに興味津々の方や、横浜近辺でプレー場所を探している方はぜひ参考にしてください。


KPI PARKとは?
KPI PARK(ケーピーアイ・パーク)は、神奈川県横浜市戸塚区品濃町にある大規模スポーツ複合施設です。
テニス用品のオンライン販売等で知られるKPI株式会社がプロデュース・運営しており、「頑張っているプレーヤーを全力で応援し続ける」という理念のもと、2023年にオープンしました。
施設内にはテニスコート(ハード9面・オムニ6面・インドア4面)やフットサル・サッカーグラウンド、トレーニングジムなど多彩な設備が揃い、すべてのスポーツ愛好者に魅力的な環境を提供しています。
そんなKPI PARKが2024年11月に新たに開設したのがピックルボール専用コートエリアです。
これは横浜市内のみならず神奈川県最大級のピックルボール施設で、ピックルボールに特化した本格的なプレー環境が整っています。



KPI PARKがピックルボールコートを増設した背景には、近年シニア層を中心に人気急上昇中のピックルボールを普及させたいという狙いがあります。



最新設備を備えたコートで国内外の大会も開催できる水準を満たし、初心者から競技志向のプレーヤーまで幅広く楽しめる場を目指しているのです✨️


KPI PARKのピックルボールコート概要
- コート数:10面(屋外)/ナイター照明あり。
- サーフェス:テニスの屋外ハードコート上にピックルボール用ラインを引いた“オーバーレイ型”。
- 所在地:神奈川県横浜市戸塚区品濃町1588-1。
- 予約方法:LaBOLA(ラボーラ)でオンライン予約。支払いはクレジットカード等に対応、60日前からの受付。
- 料金目安(1面・60分):
- 平日 6:00–18:00:1,870円/18:00–23:00:2,310円
- 土日祝 6:00–9:00:1,870円/9:00–23:00:3,300円
※早朝は照明点灯サービスなし(冬季は要注意)。
- レンタル:パドル2本+ボール2個のレンタルメニューあり(有料)。
- 設備:更衣室・シャワー・トイレ・ショップ・クラブハウス・駐車場あり。クラブハウスは平日10:00–18:00、土日祝10:00–19:00。
- 駐車場:場内時間貸しあり・上限500円(24時間最大)。
横浜市戸塚区にオープンしたKPI PARKのピックルボールコート。
青いハードコートに黄色のピックルボール用ラインが引かれ、1面のテニスコート上に2面のピックルボールコートが設けられている。



照明設備も完備され、夜間でもプレー可能です!
KPI PARKの所在地(アクセス)
神奈川県横浜市戸塚区品濃町1588-1(横浜新道「今井IC」より車で1分)。
最寄りのJR東戸塚駅からは約1.1km離れており、徒歩15分程度またはバス利用でアクセスできます。
駐車場も敷地内にあり、1日500円~と車での来場にも対応しています。
KPI PARKのコート設備
屋外ハードコート10面(ナイター照明付き)を備えています。
各コートはテニスコートにピックルボール用ラインを追加した形ですが、国際試合の規格基準を満たす正式サイズでレイアウトされており、本格的なゲームにも対応できます。
もちろん専用のピックルボールネットが用意され、プレー時にはテニス用ネットから付け替えて使用します。
KPI PARKの利用時間
年中無休・早朝6:00~夜23:00まで営業しています。
平日・土日問わず同じ営業時間で、仕事前の早朝や仕事帰りの夜間でもプレー可能です。
ただしクラブハウス(受付や更衣室)は平日10:00~18:00、土日祝10:00~19:00の利用となり、それ以外の時間帯はインドアコート側のトイレを利用する形になります。
KPI PARKの利用料金
1面1時間あたり1,870円~と比較的リーズナブルな設定です。
具体的には、平日6:00~18:00は1時間1,870円、平日夜18:00~23:00は2,310円、土日祝は6:00~9:00が1,870円、9:00~23:00は3,300円となっています。
週末の昼以降はやや割高ですが、1面を数人でシェアすれば一人当たりの負担は抑えられるでしょう。またパドルラケット2本+ボール2個のレンタルが1時間1,100円で可能なので、道具を持っていなくても手軽に体験できます。
KPI PARKの付帯設備
更衣室・シャワー室(男女別)、トイレ、待合スペースなどを完備し、プレー後に汗を流すこともできます。
併設のクラブハウスにはスポーツショップがあり、ピックルボール用のパドル(ラケット)やボールの販売も行われています。
自販機や休憩スペースも整っているため、長時間の練習や大会開催時にも快適に過ごせるでしょう。
敷地は木々に囲まれており自然豊かで開放感があるため、プレー中もリフレッシュできる雰囲気です。


KPI PARKのピックルボールコートのメリット
KPI PARKのピックルボールコートには、多くの魅力的なメリットがあります。
実際に利用した人からは「めっちゃ広くて良かったです!」という声も上がっており、その快適さは折り紙つきです。
ここでは主なメリットをいくつかピックアップしてみましょう。
国内最大級のコート数と規模
ピックルボールコートが合計10面もあり、そのスケールは国内でも最大級です。
多数のコートがあることで予約が取りやすく、大人数でのグループ利用や大会開催にも対応できます。
実際に足を運んだプレーヤーからも「広くて伸び伸びプレーできる」と好評です。
夜間照明完備で仕事帰りでもOK
全コートにナイター設備があり、夜23時までプレー可能です。
平日の仕事帰りや学校終わりでも立ち寄ってプレーできるのは大きな利点でしょう。
明るい照明の下で、涼しい夜風に当たりながらピックルボールを楽しめます。
高品質なハードコート
コート面はテニス公式大会にも使われるハードコート仕様で、ボールの跳ね具合が良くゲームがしやすいと評判です。
国際規格に適合したラインマーキングがされており、ネットの高さやコート寸法も公式ルール通り。本格的な練習や試合環境として申し分ないクオリティです。
リーズナブルな料金設定
1面あたり1時間約2,000円前後から利用でき、仲間と割り勘すれば一人数百円程度で済みます。
テニスコートのレンタル相場と比べても安価で、「これなら継続的に利用しやすい」と感じる人も多いでしょう。
初めての人向け体験会も低料金で開催されており、気軽にピックルボールを始められます。
設備が充実(シャワー・ショップ等)
更衣室やシャワーが完備されているため、汗をかいた後でもさっぱりして帰宅できます。
併設ショップではパドルやボールの購入・試打ができ、用具選びの相談も可能です。
無料駐車場(または安価な駐車料金)も用意されており、車で気軽に来られる点も便利です。
初心者にも安心サポート
KPI PARKでは定期的にピックルボール体験会やレッスンイベントを開催しており、初心者でも基礎から学べる機会があります。
元全米チャンピオンのダニエル・ムーア選手を招いたクリニックなど豪華なイベントも行われており、楽しみながら上達できると評判です。
またスタッフもテニス経験者が多く、わからないことは丁寧に教えてくれるため安心して利用できます。
自然に囲まれたロケーション
都会の喧騒から少し離れた緑豊かな立地にあり、コート周辺は静かで落ち着いた雰囲気です。
青空の下でプレーする開放感は格別で、リフレッシュ効果も抜群でしょう。
鳥のさえずりを聞きながら体を動かせば、日頃のストレスも吹き飛ぶこと間違いなしです。
以上のように、KPI PARKのピックルボールコートは設備・環境・価格のバランスが良く、横浜エリアでピックルボールをするには最適なスポットと言えます。
KPI PARKのピックルボールコートのデメリット
一方で、快適なKPI PARKにもいくつか注意すべき点やデメリットがあります。
利用前に把握しておきたいポイントを以下にまとめます。
駅からのアクセスがやや不便
最寄りのJR東戸塚駅から徒歩15分前後と距離があり、炎天下や雨天時の歩行は少し大変かもしれません。
荷物が多い場合や子連れの場合は、駅から路線バス(「横浜ゴルフ場下」バス停下車徒歩7分)を利用するか、車でのアクセスを検討した方が良いでしょう。
初めて行く際は道順を事前に確認しておくことをおすすめします。
屋外コートゆえ天候に左右される
コートは完全屋外のため、雨天や荒天時にはプレーできません。
予約当日に現地が雨の場合はキャンセル扱いとなり料金は請求されませんが、天気予報だけを理由に事前キャンセルは基本できない決まりです。
梅雨時や真夏・真冬の利用では、気候に合わせた服装や熱中症・防寒対策が必要になります。
猛暑日には日陰が少ないためこまめな水分補給を心がけ、寒い日はプレー前に十分身体を温めるようにしましょう。
週末料金が割高
平日昼間に比べると、土日祝の9時~23時は1時間3,300円と料金が高めに設定されています。
人気の時間帯ゆえ致し方ない部分ですが、週末しか行けない方にとっては経済的負担が増す点はデメリットと言えます。
とはいえ4人でコートを使えば1人あたり約825円/時なので、テニスのレンタルコート等と比べれば許容範囲かもしれません。
基本はコート単位の貸切利用
KPI PARKのピックルボールコートはレンタル形式のため、個人でふらっと行って相手が見つかる場ではありません。
一人で利用したい場合は、自分で練習するかイベント参加を除けばコートを一面まるごと予約する必要があります。
気の合う仲間を集めたり、SNSやコミュニティで対戦相手を募ったりといった工夫が求められるでしょう。
初心者でいきなり仲間を集めるのが難しい場合は、まずは施設主催の体験会やオープン参加型イベントを活用してみるのがおすすめです。
その他細かな点
新設されたばかりのためクレジットカード決済など予約システムがオンライン主体で、人によっては戸惑うかもしれません(事前WEB決済に対応labola.jp)。
また、更衣室やシャワーの利用時間が限られる(夜間はクラブハウス閉鎖)点や、ボールの貸し出しがないためレンタルや持参が必要な点も覚えておきたいところです。
これらは大きな欠点ではありませんが、利用時に「思っていたのと違う」とならないよう事前に知っておくと安心です。
以上のデメリットはありますが、総じてKPI PARKのピックルボールコートは新しく整備された施設だけに快適さが勝っています。
注意点を踏まえて準備すれば、大きな支障なく楽しめるでしょう。
最後に
横浜でピックルボールを楽しみたいなら、KPI PARKは外せない注目スポットです。
国内最大級のピックルボールコート数と充実設備を誇り、初心者から上級者まで満足できる環境が整っています。
アクセス面や天候など多少の注意点はありますが、それを補って余りあるメリットがKPI PARKにはあります。

