
宮崎県のピックルボールコートの最新情報を更新していきます。
宮崎県にピックルボール専用のコートはある?
結論から言うと、2025年8月現在、宮崎県内に常設のピックルボール専用コートは確認できません。
ピックルボール先進地域のアメリカでは専用コートが多数整備されていますが、日本ではまだ専用コートが非常に少なく、基本的にはバドミントンコートなど既存施設を活用してプレーする形が一般的です。
宮崎県内のピックルボール愛好者たちも、市町村の体育館や地域交流センター(公民館)といった施設を借りてコートを設営し、プレーしています。
例えば宮崎市では、生目の杜運動公園内の体育館や宮崎市青少年プラザ、地域交流センターなどにバドミントン用のラインを利用してピックルボールコートを仮設置し、練習を行っています。
屋外に関しても、テニスコートにラインを引いて代用するケースがありますが、専用に整備された屋外コートはまだありません。
地元サークルでは将来的に屋外専用コートを作れないか模索する動きもあるようですが、具体的な計画が進行中との情報は2025年8月時点では見当たりません。
宮崎県でピックルボールができる場所はどこ?
では、宮崎県内で実際にピックルボールをプレーできる施設やサークルはどこにあるのでしょうか。



公的施設(体育館・運動公園など)や地域のスポーツクラブ、また有志のサークル活動として行われているケースがあります。
以下に宮崎県内の主なピックルボール実施場所・団体をリストアップします。
- みやざきピックルん(宮崎市)
- ひなたピックルん(宮崎市東部)
- YYピックルん(宮崎市南部)
- さどわらピックルん(宮崎市佐土原町)
- 都城ピックルん(都城市)
- 生目台ピックルボールクラブ(宮崎市)
- 住吉スポーツクラブ(宮崎市住吉)
それぞれの施設・サークルについて、所在地や活動内容、利用方法を簡潔に見ていきましょう。
みやざきピックルん(宮崎市)
宮崎市で活動する「みやざきピックルん」は、県内最大規模のピックルボールサークルです。
宮崎市内の生目の杜運動公園体育館や神宮地区、赤江地区、佐土原地区など複数拠点で練習を行っており、活動範囲は日南市や都城市にも及びます。
基本的な活動時間帯は平日の夜19時~22時ごろで、週に数回不定期に開催されています(土曜日も月2~4回程度活動検討中とのこと)。



参加者は初心者から経験者まで幅広く、2025年時点でメンバーは100名近くにのぼります。
利用料金は入会金500円(ボール等備品代)と月会費100円が設定されており、練習ごとにかかる体育館のコート代は参加者で割り勘して1回あたり100~300円程度です。



ビジター(体験参加)の場合、メンバー料金に+200円で2回までメンバー同様の料金で体験可能となっており、初心者も大歓迎です。
日本ピックルボール協会(JPA)にも加盟しており、有資格コーチやコーディネーターも在籍しているので、初めてでも丁寧に教わることができます。


ひなたピックルん(宮崎市東部)
「ひなたピックルん」は宮崎市の東部地域(主に宮崎市青島・大宮方面)で活動するピックルボールサークルです。
活動場所は宮崎市青少年プラザ(宮崎市神宮東1丁目)など東地区の公共施設で、毎週決まった日時に練習を行っています。
基本的な練習日は毎週木曜の20時~22時と土曜の19時~21時で、仕事や学校帰りにも参加しやすい夜間に活動しています。
都度の体育館利用料も含め非常に安価で楽しめるのが魅力です。



東部地域在住でピックルボールに興味のある方にとって、ひなたピックルんは地元で気軽に参加できるサークルと言えます。
YYピックルん(宮崎市南部)
宮崎市南部エリアで活動する「YYピックルん」(わいわいピックルん)は、赤江・本郷地区など市南部のメンバーが中心のサークルです。
具体的には毎週水曜日の19時~22時に練習を行い、加えて土曜日の昼14時~16時にも活動しています(さらに土曜の夜19時~21時は「みやざきピックルん」と合同練習を行うこともあります)。
さどわらピックルん(宮崎市佐土原町)
「さどわらピックルん」は宮崎市北部の佐土原町エリアを拠点とするピックルボールサークルです。
宮崎市佐土原町およびその周辺(例:高鍋町体育館や佐土原地区交流センター、那珂小学校体育館など)で活動しており、近隣の県北地域のメンバーも参加しています。
練習スケジュールはやや特殊で、毎月第1・3週目の木曜日20時~22時、第2・4週目の水曜日19時~21時に定期活動する形をとっています。
平日夜の活動ですが週によって曜日が異なるため、参加の際は事前にスケジュールを確認すると良いでしょう。
初心者も歓迎とのことで、佐土原近辺で新しいスポーツ仲間を探している方にはピッタリです。
都城ピックルん(都城市)
県南西部の都城市でも、「都城ピックルん」というサークルが活動を行っています。
活動場所は都城市中霧島小学校の体育館など市内の施設で、主に毎週木曜日の19時~21時に練習を実施しています。
2025年現在、活動頻度は月2回程度で不定期開催となっており、仕事の都合などで毎週は難しいメンバーも参加しやすいペースです。
参加費は1回あたり200円程度(利用する体育館代の割り勘などによる)で、とても安価にプレーできます。
都城ピックルんもまた初心者歓迎で、都城や三股町など周辺地域の方が集まってプレーを楽しんでいます。
生目台ピックルボールクラブ(宮崎市)
「生目台ピックルボールクラブ」は、宮崎市生目台エリアのシニア世代を中心としたピックルボールチームです。
活動場所は生目台地区交流センターなど、生目台地区の公共施設で行われます。
練習日は毎週月曜日の13時~16時で、平日の日中に集まってプレーしているのが特徴です。
他のサークルが夜間活動中心なのに対し、こちらは昼間の活動なので、特にリタイア後のシニア層や主婦の方など日中の時間を使いたい方に適しています。
このクラブも「みやざきピックルん」母体の活動提携団体として位置づけられており、初心者でも基礎からゆっくり楽しめる雰囲気です。



興味がある方は、生目台ピックルボールクラブの窓口(「みやざきピックルん」の公式サイト経由など)に問い合わせれば参加方法を案内してもらえます。
住吉スポーツクラブ(宮崎市住吉)
宮崎市住吉地区の「住吉スポーツクラブ」では、生涯スポーツの一環としてピックルボール教室が開催されています。
活動場所は宮崎市立住吉中学校の体育館で、毎週月曜日の19時30分~21時30分に定例開催されています。
住吉スポーツクラブは総合型地域スポーツクラブであり、地元住民の健康増進や交流を目的に様々な教室を運営していますが、その中で近年ピックルボールにも取り組み始めています。



参加費等についてはクラブ会員かビジターかで異なるため要問い合わせとなっていますが、概ね体育館利用料の実費程度で体験参加も可能なようです。
初心者向けに「すぐに楽しくプレーできるニュースポーツ」として紹介されており、ラケットスポーツ未経験者でも安心して始められるとのことです。
最後に
宮崎県におけるピックルボール事情は、専用コートこそ未整備なものの、各地域で有志のサークルやスポーツクラブが積極的に活動を始めており、着実に愛好者の輪が広がっています。
2023年に宮崎市で初のピックルボールサークルが誕生してから約2年で、宮崎市内だけで5チーム以上、県全体で100名以上が参加するコミュニティに成長しました。
市民講座でピックルボール体験教室が開催されたり、メディアで取り上げられる機会も増えるなど、その普及は今後ますます進んでいくと期待されます。
今後の普及予測としては、宮崎県でも他県同様に競技人口の増加に伴い、行政や施設管理者が専用コート設置を検討したり、大会やイベントが開催される可能性があります。
既に日本各地で国際大会の開催やプロリーグ化の動きも出ている競技ですので、宮崎でも地域主催の大会開催などが実現すれば大きな盛り上がりにつながるでしょう。



まずは身近なサークルに参加して、気軽にピックルボールを楽しんでみてください。



初心者でもすぐにゲームを楽しめる手軽さと、「パコン」という爽快な打球音の快感に、きっとハマる人が続出するはずです。



宮崎県内でピックルボールを楽しむ皆さんの交流がさらに広がり、このニュースポーツが地域に根付いていくことを期待しましょう。
宮崎でピックルボールができる体育館や公共施設(ピックルボールベア経由)
- 宮崎市青少年プラザ
- 佐土原地区交流センター
- 赤江東地区交流センター
- 生目台地区交流センター
- 高鍋町体育館
- 那珂小学校体育館
- 中霧島小学校体育館
- 住吉中学校体育館
参考:ピックルボールベア







