MLPとは、Major League Pickleball(メジャーリーグピックルボール)の略です。
アメリカを中心に開催されているプロピックルボールリーグで、男子・女子のプロ選手が同じチームに所属し、チーム同士で勝敗を競います。
一般的なピックルボール大会では選手個人やペアで優勝を争いますが、MLPでは複数の選手が1つのチームとして戦うのが大きな特徴です。
2026年にはアジア版の「MLP Asia」も始動。日本からはプロピックルボールチーム「THE DOTS TOKYO」が参戦します。


MLP(メジャーリーグピックルボール)とは?
MLPは、世界トップクラスのピックルボール選手がチームに所属して戦うプロリーグです。
2026年シーズンは20チームが参加。
男子選手だけ、女子選手だけでチームを作るのではなく、男女の選手が同じチームに所属する点もMLPならではの特徴です。
個人の実力だけではなく、誰とペアを組むのか、ミックスダブルスをどの組み合わせで戦うのかなど、チームとしての強さが結果を左右します。
通常のトーナメントとは違った楽しみ方ができるプロピックルボールです。

MLPの試合形式
MLPのチーム対戦は、基本的に4試合で構成されています。
- 女子ダブルス
- 男子ダブルス
- ミックスダブルス
- ミックスダブルス
4試合終了時点で2勝2敗になった場合は、「DreamBreaker(ドリームブレーカー)」と呼ばれる決着戦を行います。
DreamBreakerはシングルス形式で行われ、選手が4ポイントごとに交代しながら21点を争うMLP独自のルールです。
2026年の通常のダブルスでは、サーブ権を持っている側だけが得点できるサイドアウト方式を採用。11点先取で、2点差がつくまで続きます。
チーム戦の最後にシングルスの実力まで問われるDreamBreakerは、MLPを象徴するルールのひとつです。


2026年のMLPは20チームが参加
MLPは2026年に大会方式を変更しました。
2025年まで使用されていた「Premier Level」と「Challenger Level」という区分を廃止し、20チームが同じカテゴリーで競う形になっています。
また、各チームの所属選手は6人に統一されました。
2026年シーズンは5月から8月に開催。
9つのレギュラーシーズンイベントに加えて、Mid-Season Tournamentとプレーオフが行われました。
2026年のMLP王者はNew Jersey 5s
2026年8月にニューヨークで行われたMLPファイナルでは、New Jersey 5s(ニュージャージー・ファイブズ)がSt. Louis Shock(セントルイス・ショック)を破り、2026年のMLP王者となりました。
New Jersey 5sにとって初のシーズンチャンピオンです。
2026年のMLPは観客数やテレビ・ストリーミング視聴などでも成長を記録。
8月30日にCBSで放送されたMLPファイナルは平均77万3,000人が視聴し、MLP史上最高のテレビ視聴者数を記録しています。
MLP Asiaとは?
MLP Asiaは、アメリカで成長しているMajor League Pickleballのアジア版となるプロピックルボールリーグです。
初年度となる「MLP Asia 2026」は、2026年11月13日から12月12日まで開催されます。
参加するのは、日本・中国・香港・マレーシア・フィリピン・ベトナムを拠点とする6チームです。
- THE DOTS TOKYO|日本
- Dragon Warriors|中国
- Hong Kong Cannons|香港
- Malayan Stripes|マレーシア
- Manila Helios|フィリピン
- Viet Panthers|ベトナム
各チームが自国・地域でホームラウンドを開催し、グループステージを戦います。
上位4チームが準決勝に進出し、2026年12月12日の決勝で初代MLP Asia王者が決まります。
日本からTHE DOTS TOKYOがMLP Asiaに参戦
日本からMLP Asiaに参戦するのが「THE DOTS TOKYO」です。
2026年10月5日、TBSと電通グループが共同で設立・運営するプロピックルボールチームとして正式に発表されました。
2026年の所属選手は以下の6人です。
- 船水雄太選手(キャプテン)
- Daniel Moore選手
- 畠山成冴選手
- 藤原里華選手
- 吉冨愛子選手
- Mihae Kwon選手
船水雄太選手をキャプテンに、日本の有力選手と海外選手が所属するチームです。

MLP Asiaは2026年11月13日に日本で開幕
MLP Asia 2026の最初の舞台となるのが日本です。
2026年11月13日に日本ラウンドが開催され、THE DOTS TOKYOはManila Helios、Malayan Stripesと対戦します。
その後、香港、フィリピン、ベトナム、中国、マレーシアでグループステージが行われ、12月11日に準決勝、12月12日に決勝が開催されます。
TBSと電通グループはTHE DOTS TOKYOの共同運営だけでなく、日本ラウンドの主管も担当します。
アメリカを中心に成長してきたMLPが日本で開催されるという意味でも、MLP Asia 2026は日本のピックルボールにとって大きな動きです。

MLPとPPA Tourの違い
海外のプロピックルボールを調べると、MLPと並んで「PPA Tour」という名前もよく登場します。
両者の大きな違いは試合の形式です。
MLPは選手がチームに所属し、チーム対チームで勝敗を競います。
一方、PPA Tourでは男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスなどで、選手個人やペアが優勝を争います。
なお、2026年5月には「Pickleball Inc.」がPPA TourとMLPの新しい親会社となりました。
MLPとPPA Tourは試合形式こそ異なりますが、現在は同じPickleball Inc.のプロピックルボール事業として展開されています。

MLPは日本でも注目したいプロピックルボールリーグ
MLPは、男女のプロ選手がチームを組み、ダブルスやミックスダブルスで勝敗を競うアメリカ発のプロピックルボールリーグです。
2026年のアメリカMLPには20チームが参加し、New Jersey 5sがシーズン王者となりました。
さらに2026年11月からはMLP Asiaがスタートし、日本からTHE DOTS TOKYOが参戦します。
これまでアメリカを中心に行われてきたMLPが日本でも開催されることで、日本のピックルボールファンにとっても一気に身近な存在になりました。



