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ピックルボールのフラットサーブとは?
フラットサーブは、ラケット面をほぼ垂直に保ち、スピンをかけずに“真っ直ぐ”ボールを飛ばすサーブです。
スピード重視で弾道が低く、レシーバーの足元を鋭く突くので、ラリーの主導権を握りやすいのが魅力。
トップスピンやスライスと違いボールの変化が少ないため、「狙い通りにコントロールできる」「相手がリターンで角度をつけにくい」といったメリットがあります。
ピックルボールのフラットサーブの打ち方やコツ
- スタンスとグリップ
- スタンス:身体は斜め45度でネットに対峙し、前足(右利きなら左足)を軽く踏み込む。
- グリップ:コンチネンタルグリップ(握手握り)を基本に、手首の角度を固定して振り抜きやすくする。
- トスは“低め・前め”
トスは頭の高さより下・体のやや前方に上げると、ラケットが鋭くボールを押し出しやすい。高すぎるトスは打点がブレる原因に。 - スイングのポイント
- テイクバックではヒジを引きすぎない。コンパクトに上げ、ラケット面はネットとほぼ平行。
- インパクトは腕全体で“押し出す”イメージ。手首をこねず、面を垂直にキープ。
- フォロースルーでラケットヘッドがターゲット方向へまっすぐ伸びると、推進力がアップ。
- 体重移動を意識
打つ瞬間に後ろ足→前足へ体重を移すと、腕力に頼らず深いボールが打てる。 - リズム練習
「トス・ヒット・フォロー」の3拍子を声に出して練習すると、テンポが安定しやすい。
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ピックルボールのフラットサーブの注意点
- ネットミスが増えやすい
スピンが少ないぶん失速しにくい半面、弾道が低すぎるとネット直撃。安全マージンとしてネット上15〜20 cmを通す意識を持つ。 - アウトのリスク
初速が速いため、力みすぎるとベースラインをオーバーしがち。インパクト後にヒジが伸び切る寸前で“止める”意識を持つと収まりやすい。 - 同じコースの連発は読まれる
変化が少ないサーブはコースを散らして初めて武器になる。センター・ワイド・ボディを交互に使い分けよう。 - 肩と前腕のケア
速いサーブを繰り返すと肩関節と前腕の筋肉に負荷がかかる。クールダウンで肩甲骨まわりと前腕のストレッチを忘れずに。
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最後に
ピックルボールのフラットサーブは「正確×スピード」の二刀流。
トス位置・体重移動・面の角度を丁寧にそろえれば、試合序盤から流れを引き寄せられます。
まずはフォームをコンパクトに整え、ネットとアウトの“ギリギリ内側”を通す感覚を身体に覚えさせましょう。

磨き上げたフラットサーブで、ピックルボールコートを支配する爽快感をぜひ体験してみてください。
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