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ピックルボールの大会で使用されるボール(公式球)とは?
基本的にピックルボールの公式戦で使えるボールは、USA Pickleball(USAP)が定める「Approved Ball List」に掲載され、ルールブックおよびEquipment Standards Manual(ESM)の規格試験をクリアしたものだけです。
具体的には
- 構造:硬質プラスチック製で、表面は滑らか。シーム(継ぎ目)の僅かな突起は許容されますが、飛行特性に影響してはいけません。
 - 穴数:26〜40個。屋外用は40個前後の小穴、屋内用は26個前後の大穴が一般的です。
 - 表示:ボール本体にメーカー名またはロゴ、パッケージに「USA Pickleball Approved」の表記が必須です。
 

JPA主催大会や日本の有力大会も、このUSAPリストを事実上の基準に採用しているのが現状です。
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				ピックルボールの大会で使用されるボール(公式球)のサイズ
| 規格項目 | US規格値 | 
|---|---|
| 直径 | 2.87–2.97 inch | 
| 重量 | 0.78–0.935 oz | 
| バウンド高 | 30–34 inch | 
| 穴数 | 26–40 | 



この範囲を外れるピックルボールのボールは、色やブランドに関わらず大会では使用できません。



でも、PPAツアーの公式ボール「LT Pro 48 Pickleball」がUSA Pickleballの認証を受ければ、この規格値も変更されることになりますね💡
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				ピックルボールのボールの選び方と注意点
- 屋外用か屋内用かをまず決める
 - 気温・天候と耐久性
 - 交換タイミングの目安
 - 色の選び方
 
屋外用か屋内用かをまず決める
| 屋外ボール | 屋内ボール | 
|---|---|
| 40個前後の小穴で風を貫く | 26個前後の大穴で旋回を抑える | 
| 硬め・やや重め(25 g付近) | 柔らかめ・軽め(22 g台) | 
| 気温変化で割れやすい | 高温で“潰れ”やすい | 
屋外コートでも風のない全天候型施設なら、屋内球を好む選手もいます。
逆に体育館でもコート表面が粗ければ屋外球のほうが長持ちします。



試打して「打球音」「弾み方」「視認性」をチェックしましょう!
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				気温・天候と耐久性
- 低温(10 ℃以下):プラスチックが収縮し、衝撃でヒビが入りやすくなります。プレー前に室温でボールを温め、ローテーション使用すると割れにくいです。
 - 高温(30 ℃超):素材が軟化して“デッド”になりやすく、バウンドが鈍くなるため、数ゲームごとに新品へ交換すると快適です。
 
交換タイミングの目安
| 症状 | すぐ交換 | 
|---|---|
| 亀裂・パキッと音 | ✔ | 
| 楕円変形・スピン wobble | ✔ | 
| バウンドが極端に低い | ✔ | 



ピックルボールのボールの平均寿命はけっこう短いです!



競技レベルの打ち合いだと3〜5試合くらいですぐ割れる場合もあります・・
色の選び方
公式には単色なら何色でもOKですが、屋外では蛍光イエローが圧倒的に見やすいという声が多いです。



夜間照明下ではオレンジも人気。チームで統一すると視認ミスが激減します。
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				最後に
- 基本的に大会球は USAP公認リスト掲載 が条件。
 - 直径73–75 mm・重量22–26 g・30–34 inchバウンドが規格範囲。
 - 屋外=小穴40 前後/屋内=大穴26 前後、気温で劣化挙動が変わる。
 - 亀裂・変形・死んだバウンドが出たら即交換――迷うくらいなら新品を。
 
この4点を押さえておけば、公式戦でも練習でもストレスなく“ナイスラリー”が続きます。



ピックルボールのボール選びの時に、この記事が少しでも役立てば嬉しいです♪
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