ピックルボールの「ドロップショット」とは?打ち方やコツ、禁止行為も簡単に解説

ピックルボールの「ドロップショット」を打つ子猫
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ピックルボールのドロップショットとは?

ピックルボールのドロップショットは、ベースライン付近から山なりの軌道で相手コートのノンボレーゾーン(通称:キッチン)内にそっと落とし、相手に“上向き”の弱い返球を強いるショットです。

スピードを一旦緩めることで 、以下の効果を期待できるメリットがあります。

  • 自陣がキッチンラインまで前進する時間を稼ぐ
  • 相手の攻撃を封じミスを誘う
  • ラリーのリズムをコントロールする

ドロップサーブ(ボールを落としてワンバウンド後に打つサービス)とドロップショットは名前が似ていますが別物です。

ピックルボールのドロップショットの打ち方やコツ

  1. 低い構えとコンパクトなテイクバック
    大きく振りかぶるとコントロールが乱れがち。
  2. インパクトは体の前で“押し出す”感覚
    ボールを迎えに行き、前方へ優しく押し込むイメージ。
  3. パドル面をやや上向きにキープ
    上向きすぎると浮き球、下向きすぎるとネット直行。
  4. 力の源は脚、手首は添えるだけ
    手首でコントロールするとブレるため安定しない。
  5. グリップを強く握らない
    ドロップショットは特に力むとミスにつながりやすい。
  6. アーチの頂点はネットの約 1 m 手前
    ネット前に頂点を置くと最終落下点がキッチン奥に収まりやすい。
  7. 練習は「連続 10 本ネットクリア」から
    成功率を数値化して習熟度を可視化すると上達が早い。

ピックルボールのドロップショットの禁止行為

ピックルボールにおいてドロップショット自体はルール上禁止されてないですが、以下の行為はルール違反なので試合中にやると失点するリスクがあります。

  • パドルにボールを乗せて運ぶドロップショット
  • 明確な二度打ちでのドロップショット
  • 相手を意図的に妨害する動作・声出しをして打つドロップショット

パドルにボールを乗せて運ぶドロップショット

ドロップを狙うあまり、パドル面にボールを乗せ続ける動作はルール違反。

明確な二度打ちでのドロップショット

継続した一方向のスイングなら二度接触しても許容されますが、別動作になるとフォルト。

相手を意図的に妨害する動作・声出しをして打つドロップショット

ピックルボールのルール上、フェイクモーションや奇声でミスを誘うのは禁止されてるため失点対象。

最後に

ピックルボールのドロップショットは攻めの布石。

正しいフォームでネット前へ進む時間を確保し、ルールを踏まえてミスを未然に防げば、ラリー展開を自在にデザインできます。

練習メニューに “連続ドロップ 10 本” を加え、次回のゲームでキッチンを支配しましょう♪

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