
福岡県のピックルボールコートの最新情報を更新していきます。
福岡県にピックルボール専用のコートはある?
2025年6月、福岡市東区の屋内スポーツ施設「ピヴォーレ福岡」で九州初のピックルボールコートがお披露目されました。
パドルやシューズ、ボールのレンタルも行っており、運動できる服装さえあれば気軽にプレイできます。
さらに更衣室やシャワーも完備されており、初心者向けの個人参加イベントも定期開催されています(毎週水曜20時に初心者歓迎のナイトゲームを実施、参加費約1,500円で用具レンタル無料)。



まずは一人でも予約して参加できるので、「やってみたいけど仲間がいない」という人でも安心です。
一方、福岡県田川市にある田川テニスクラブでは、自然に囲まれた環境に九州初となる屋外型のピックルボール専用コート建設プロジェクトが進行中です。
クラウドファンディングで資金を募り、2025年10月着工・2026年1月完成を目指しており、完成すれば地域の子どもから高齢者まで誰もが集える交流の場になる予定です。
このように福岡県内でも専用コート整備の動きが始まっており、これまで体育館のバドミントンコート等を代用していた状況から、大きな転換点を迎えつつあります。
福岡県でピックルボールができる場所はどこ?
現在、福岡県内で実際にピックルボールをプレイできる施設やクラブには以下のようなものがあります。
- セントラルスポーツ・ピックルボールクラブ(福岡市中央区)
- ピヴォーレ福岡(福岡市東区)
- ラウンドワンスタジアム小倉店(北九州市)
- ラウンドワンスタジアム博多・半道橋店(福岡市)
- 福岡ピックルボールクラブ[通称:ふくぴ](福岡市)
- 筥松ピックルボールクラブ[通称:はこぴ](福岡市東区)
- Pickleball APEX(春日市)
- AXON八幡西ピックルボールクラブ(北九州市八幡西区)
上記の施設・クラブごとに、特徴や利用方法を簡単にご紹介します。
セントラルスポーツ・ピックルボールクラブ(福岡市中央区)
福岡市中央区天神の商業施設ソラリアプラザ10階にあるスポーツクラブ内で、ピックルボール専用タイムが設けられています。
セントラルスポーツ会員でなくても1回1,650円(税込)で参加可能なプログラムになっており、天神というアクセス至便な場所で気軽に体験できます。
クラブのアリーナやスタジオに臨時のピックルボールコートを設営してプレーする形式で、用具も現地で借りられるので手ぶらでOKです。
ピヴォーレ福岡(福岡市東区)
前述のようにピヴォーレ福岡は室内型スポーツ施設で、2025年にピックルボールコートを整備した注目のスポットです。
JR箱崎駅・吉塚駅から徒歩10分程度とアクセスしやすく、無料駐車場も完備されています。
また毎週水曜夜には個人参加型のピックルボールイベントを開催しており、参加費1人1,500円で90分プレイできます(高校生以下は1,100円)。
パドルやボールは無料で貸し出しており、運動靴さえあれば初心者でもその場で楽しめるよう配慮されています。
屋内施設なので天候に左右されず、冷暖房完備の快適な環境でプレイできるのも魅力です。
ラウンドワンスタジアム小倉店(北九州市)
全国チェーンのアミューズメント施設ラウンドワンでは、複合スポーツエリア「スポッチャ」でピックルボールが楽しめます。
北九州市小倉北区のラウンドワンスタジアム小倉店では、スポッチャ内にピックルボール用のミニコートが設置されており、特別な予約は不要で入場料のみでプレイ可能です。
料金はスポッチャの時間制パック料金に含まれるため、他のアクティビティ(バスケットボールやバドミントン等)と合わせて一日遊ぶ中でピックルボールも体験できます。
室内施設なので雨の日のお出かけ先にも向いており、ラケットやボールも備え付けのものを自由に使えます。
ラウンドワンスタジアム博多・半道橋店(福岡市)
福岡市博多区半道橋にあるラウンドワンスタジアム博多店(半道橋店)でも、スポッチャでピックルボールができます。
こちらも利用方法は小倉店と同様で、スポッチャ入場料だけでピックルボール専用エリアの利用が可能です。
博多駅方面から車で10分ほどの立地で駐車場もあり、家族や友人グループで手ぶらで訪れても、その場でピックルボールを体験できます。
特に週末はスポッチャが混雑するため、譲り合いながらプレイしましょう。
初心者でも気軽に試せるカジュアルな環境なので、「まずは遊び感覚でボールを打ってみたい」という方に適しています。
福岡ピックルボールクラブ(福岡市)【ふくぴ】
福岡ピックルボールクラブ(通称:ふくぴ)は、福岡市内で活動する社会人サークル型のクラブです。
活動場所は市内各所の体育館で、主に土日の日中に練習会を開催しています。
20~40代が中心の男女メンバーで構成され、初心者も大歓迎となっています。
用具もクラブで用意があるため、運動靴だけ持参すればOK。
定期的に大会出場や他県クラブとの交流も行っており、和気あいあいとしながら競技力も高められる環境です。
筥松ピックルボールクラブ(福岡市東区)【はこぴ】
福岡市東区で活動する筥松ピックルボールクラブ(通称:はこぴ)は、筥松小学校の体育館を拠点に毎週日曜の夜間にプレイしています。
20代から70代まで幅広い年齢層のメンバーが在籍し、初心者には日本ピックルボール協会(JPA)の認定資格講習を修了した有志が基本からレクチャーしてくれるため、初めてでも安心です。
参加希望者はピックルボールベアなどのスポーツマッチングサイトから申し込み可能で、1回あたり数百円程度の参加費で体育館利用料やボール代に充てています。
地域密着型のアットホームなクラブで、終了後にはメンバー同士で情報交換や雑談も弾み、楽しく続けやすい雰囲気です。
Pickleball APEX(春日市)
春日市総合スポーツセンターを拠点に活動するクラブがPickleball APEXです。
大学生や社会人を中心に週4~5回という高頻度で練習やゲームを行っており、定期的にクラブ内大会や対外試合も開催しています。
ダブルスをメインに、本格的に競技力向上を図りたいメンバーが集まる一方で、初心者の参加も歓迎しており基本的なルールや戦術は丁寧に教えてもらえます。
参加申し込みはピックルボールベア上のクラブページから可能で、開催日程も平日夜や土日に分散しているため、自分のスケジュールに合わせて参加しやすいのが魅力です。



春日市という福岡市南部エリアで活動しているので、那珂川市や大野城市方面の方にもアクセスしやすいでしょう。
AXON八幡西ピックルボールクラブ(北九州市)
北九州市エリアでは2025年に新たに発足したAXONピックルボールクラブがあります。
八幡西区を拠点に2025年5月に創設されたクラブで、現在メンバーは20名ほど。



30代を中心に50~60代の経験者も在籍し、未経験者から上級者まで幅広く参加しているため、初めての人でもすぐ馴染める雰囲気です。
活動は毎週水曜19:00~21:00に折尾東小学校体育館で定期練習を行い、土日は近隣の公共体育館で追加の練習会を開催しています。
球出し練習など基礎練習に重点を置きつつ、公式試合球や専用ネットを使って快適な環境で練習できるよう工夫されています。
興味がある方はピックルボールベアのクラブページから問い合わせ・体験参加が可能で、北九州・遠賀・直方エリアの住民にとって貴重なピックルボールコミュニティとなっています。
最後に
福岡県内のピックルボール事情は、ここ1~2年で急速に動き出しています。
専用コートが登場し始めただけでなく、2025年8月には糸島市で国内最大規模の国際大会「PPAツアーASIA Sansan福岡オープン」が開催されるなど、競技スポーツとしての盛り上がりも見せています。
今後さらにプレイヤー人口が増えれば、各地の公共施設で専用コート整備が進んだり、定期的なリーグ戦やイベントが増えたりすることが期待されるでしょう。


初心者の方は、ぜひ最寄りのクラブや体験会に参加してみてください。
紹介したように多くの施設やサークルで初心者歓迎と明記されており、用具も無料貸し出ししてもらえる場合がほとんどです。
実際、福岡県内のクラブには有資格の指導者が在籍していたり、協会主催の体験会では修了証を持つインストラクターが基礎からサポートしてくれたりします。
ルールや打ち方は15~30分もラリーすれば自然と慣れてくるので、まずは思い切ってピックルボールコミュニティの扉を叩いてみましょう。


屋内コート中心のスポーツなので天候を気にせず年間を通して楽しめますし、狭いコートでラリーが長く続く爽快感は一度体験すればやみつきになるはずです。



福岡県でピックルボールを始めて、健康的な趣味と新しい仲間を手に入れてみませんか?
福岡でピックルボールができる体育館や公共施設(ピックルボールベア経由)
- 太宰府市総合体育館(とびうめアリーナ)
- 春日総合スポーツセンター
- 穂波体育館
- 芦屋町総合運動公園
- 折尾東小学校体育館
- ピヴォーレ福岡(Pivole福岡)
- 飯塚市総合体育館
- さざんぴあ博多
- 粕屋町総合体育館(かすやドーム)
- 直方市民体育センター
- ひびきの北九州学術研究都市
- 遠賀体育センター
- 志免町民体育館
参考:ピックルボールベア



