岐阜でピックルボールができる場所はどこ?【岐阜県のピックルボールコート最新情報】

岐阜県のピックルボールコートと猫

岐阜県のピックルボールコートの最新情報を更新していきます。

目次

岐阜県にピックルボール専用のコートはある?

2025年8月現在、岐阜県内にはピックルボール専用に設計された常設コートはまだありません

しかし、県内各地の体育館や運動施設を利用してピックルボールをプレーすることが可能です。

バドミントンコートやテニスコートとほぼ同じ広さのコートを使い、穴あきプラスチックボールとパドル(卓球ラケットに似た道具)で行う競技のため、既存の屋内体育館などでラインを引きネットを張れば十分に代用できます

岐阜県でも新しい軽スポーツ種目としてピックルボールが注目され始めており、2025年には地域のスポーツイベント等で体験会が開催されるなど普及に向けた動きも見られます(※2024年以降、市町村やスポーツ推進委員による導入事例あり)。

専用施設こそ無いものの、既存施設の活用でいつでもプレー可能な環境は整いつつあります。

こうした背景から、岐阜県でピックルボールを楽しみたい場合は、公共の体育館や運動場に併設されたコートを予約して利用する形が一般的です。

岐阜県でピックルボールができる場所はどこ?

岐阜県内でピックルボールをプレーできる主な施設や体育館をリストアップします。

それぞれ公共のスポーツ施設であり、バドミントンやテニスなど他競技向けのコートを転用してピックルボールを楽しめる場所です。

利用には事前予約が必要ですが、比較的安価な利用料でコートを確保できます。

  • 岐阜メモリアルセンター
  • 可児市運動公園体育館(B&G海洋センター体育館)
  • 多治見市総合体育館(感謝と挑戦のTYK体育館)

岐阜メモリアルセンター

岐阜市長良川沿いにある大型スポーツ施設「岐阜メモリアルセンター」は、大小2つの屋内ドーム(で愛ドーム・ふれ愛ドーム)を擁する総合運動公園です。

所在地は岐阜市長良福光大野2675-28で、岐阜県スポーツ協会が運営しています。

第1体育館の「で愛ドーム」はアリーナ面積2,200㎡(40m×55m)を誇り、バスケットボール2面・バドミントン12面など多目的に利用可能です。

第2体育館「ふれ愛ドーム」もバドミントン10面分の広さがあり、ピックルボール用に十分なスペースと設備を備えています。

専用のラインこそ引かれていませんが、通常はバドミントンコートを流用してネットを設置する形でプレーできます。

利用料金は公的施設のため比較的安価で、個人利用であれば大人1人数百円程度/2時間が目安です(例:岐阜市内の公共体育館では一般240円/2時間)。

団体でコート全面を借りる場合でも、民間施設に比べればリーズナブルな料金設定です。

予約方法は、メモリアルセンター事務局への来館または電話での仮予約後、所定の申請書提出という流れになります(利用日の3ヶ月前から受付開始)。

最近では岐阜県の施設予約システム(県有施設利用予約システム)から空き状況検索や仮申請も可能です。

なお、駐車場はセンター内に大型駐車場があり、20分以内無料・以降3時間まで100円と格安で利用できます。

アクセスはJR岐阜駅からバス利用が便利です。

可児市運動公園体育館(B&G海洋センター体育館)

可児市坂戸987-4にある可児市運動公園内の体育館(B&G海洋センター体育館)は、ピックルボールのプレーに利用できる施設の一つです。

バレーボール2面・バドミントン3面・バスケットボール1面分の広さがあり、卓球台も10台設置可能な多目的体育館です。

バドミントンコートが3面取れる床面を活用して、ピックルボールの簡易コートを設定できます。

専用ネットやパドルは持ち込みが必要ですが、地元クラブ「ピックルボールモンスターズ」(可児市で活動)などが練習に使っており、用具を貸し出してくれる場合もあります(初心者向け体験会などでレンタル対応ありとの情報もあります)。

利用料金は市営施設なので安く、具体的な金額は時間帯や面積によりますが、例えば体育館半面を2時間借りて数百円~千円前後と手頃です(高校生以下はさらに減免)。

個人利用(空いているときに1人130円/時間程度で利用可能な制度もあり)も設定されています。

予約方法は、指定管理者である可児市体育連盟への電話での問い合わせか、可児市の施設予約サービスを通じて事前予約します。

利用希望日の属する月の前月初めなど、施設により受付開始時期が定められているため、公式サイトの案内に従ってください。

駐車場は運動公園内に十分な台数が確保されており無料で利用できます(スタジアム改修工事中も駐車スペースは一部開放されています)。

公共交通ではJR可児駅からタクシー等の利用が必要な立地です。

多治見市総合体育館(感謝と挑戦のTYK体育館)

多治見市大畑町2-150にある多治見市総合体育館(愛称:感謝と挑戦のTYK体育館)も、ピックルボールのプレーに適した大型施設です。

鉄骨造3階建ての館内には第1競技場(アリーナ)、第2競技場、第3競技場(柔道場)、第4競技場(剣道場)とトレーニング室等が整備されています。

メインアリーナの第1競技場は1,895㎡(48m×38m)の広さで、バドミントンなら最大10面取れる床面積があります。

この広大なアリーナをパーティションで区切って複数面のピックルボールコートを同時展開することも可能です。

実際にテニス3面・バドミントン10面を張れる設備があり、天井も高く照明も明るいため、快適な環境でプレーできます。

利用料金もリーズナブルで、多治見市内在住者であればさらに割安です。

例えば、第1競技場の1/4面を1時間利用する場合は300円~860円程度(時間帯による)で済みます。

夜間に全面使用しても3,000円台と、公共施設ならではの手頃な料金設定です。

また個人利用制度もあり、卓球・バドミントンの個人フリー利用時には1人あたり1時間130円(高校生以下60円)という破格の料金で空きコートを使えます。

ピックルボールも同様に空きがあれば個人で利用交渉できます。

予約方法は指定管理者であるKGIグループ(体育館窓口)への電話または直接来館での申込みです。

利用希望日の属する月の2ヶ月前~前月にかけて受付が行われます(定期利用団体等の調整があるため、詳細は体育館の行事予定を確認してください)。

駐車場は体育館前に来客用があり無料で利用できます。

公共交通ではJR多治見駅から東鉄バス「総合体育館前」下車です。毎週火曜日が休館日なので注意してください。

最後に

岐阜県におけるピックルボール熱は、まだ始まったばかりですが着実に広がりつつあります。

2025年には各務原市や笠松町、大垣市、恵那市などでピックルボールサークルの設立が相次ぎ、初心者歓迎で活動しているクラブも増えてきました。

たとえば笠松町では2025年4月に「笠松ピックルボールクラブ」が発足し、初心者に基礎から指導できるコーチも在籍しています。

大垣市の「ピックルドライブ大垣」には20代~70代までおよそ80名が参加しており、世代やレベルを超えてピックルボールを楽しんでいます。

こうしたクラブではラケット(パドル)やボールを無料で貸し出す体制も整っており、道具がなくても気軽に始められるのも魅力です。

ピックルボールはテニスやバドミントンに似た動きながら、球速がゆっくりでラリーが続けやすいため、子供から高齢者まで家族みんなで楽しめるニュースポーツです。

岐阜県でも専用コートが整備されていない現状を逆手に、誰もが参加しやすい形で普及が図られています。

まずは紹介した施設で開催されている体験会やオープン練習に参加し、ピックルボールの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

初心者でも「すぐに楽しめる」との声が多く、きっと新たな趣味や仲間づくりにもつながるはずです。

各地の体育館を活用しながら、岐阜県でピックルボールを存分に満喫しましょう。

岐阜でピックルボールができる場所一覧

  • 岐阜メモリアルセンター
  • 可児市運動公園体育館(B&G海洋センター体育館)
  • 多治見市総合体育館(感謝と挑戦のTYK体育館)
  • OKB岐阜清流アリーナ
  • 各務原市稲葉地区体育館
  • 大垣総合体育館 第二体育館
  • 墨俣さくら会館
  • 恵那市三郷小学校体育館
  • 恵那市東野小学校体育館
  • 鵜沼西地区体育館
  • アテナ工業アリーナ(関市総合体育館)

参考:ピックルボールベア

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