2025年8月現在、北海道でもピックルボールを楽しめる場所が徐々に増えてきています。
この記事では、北海道にピックルボール専用コートがあるかどうかや、体育館・公園・スポーツ施設などタイプ別のプレイ可能スポット、そして地域別(札幌、旭川、函館、小樽、帯広など)のコート情報をまとめました。

観光で訪れる方も地元の方も、ぜひ参考にしてください♪
北海道にピックルボール専用のコートはある?



はい、北海道にはピックルボール専用のコートがあります!
北海道内では近年ピックルボール専用コートが誕生しました。
特に注目なのが2025年7月にオープンしたルスツリゾートのコートです。



観覧席も備えた本格的な施設で、公式大会の開催も視野に入れているそうです。
利用期間は夏季(7月初旬~10月中旬)で、営業時間は7:00~18:00(受付16:30まで)、1面1時間あたり3,000円で貸し切り可能。


また、小樽市の朝里川温泉ホテルにも専用ピックルボールコートが1面あります。
こちらは2024年夏にオープンしたもので、小樽初の専用コートとして話題になりました。



宿泊者向けプランでは体験付きのものも用意され、オープン記念として2024年10月末までは1時間2,000円(通常3,000円)の特別料金で利用できました。



ラケットとボールのレンタル込みなので手ぶらでOKですが、シューズは持参が必要とのこと。



冬季間は屋外コートのためクローズされますが、夏の間に温泉と合わせて楽しめるユニークな施設ですね。
このほか、札幌市の民間テニススクール「ライジングテニスクラブ北野校」では屋内にピックルボール専用コートを設置しています。
会員制ですが、シャワーや更衣室完備で快適にプレーできる環境です。
専用コートがある施設はまだ多くありませんが、既存のテニスコートやバドミントンコートを活用してプレーできる場所が増えているので、次で詳しく紹介します。
北海道でピックルボールができる場所はどこ?
北海道では体育館やコミュニティセンターから屋内スポーツ施設、屋外コート、民間スポーツクラブ、さらにはリゾート施設まで、様々な場所でピックルボールを楽しめます。



以下、タイプ別にポイントをご紹介します。
公共の体育館・地区センター
実はピックルボール専用施設がなくても、市町村の体育館や地区センターでプレイすることが可能です。
ネットさえ用意できればバドミントンコートなどを代用できます。


札幌市では「札幌ピックルズ」というサークルが西区・北区・手稲区の体育館や地区センターで定期的に活動しており、20~40代を中心に初心者も経験者も混ざって楽しくプレーしています。
旭川市でも「EPC (Enjoy Pickleball Club)」というチームが結成されており、極寒の旭川で体育館や公民館を使って練習しているそうです(Instagramより)。
公共施設でのプレーは利用料が安価(数百円程度)で道具も貸出してくれる場合があります。
ただし施設の予約が必要な場合が多いので、事前に各施設やサークルに問い合わせてみましょう。
札幌ピックルズや旭川EPCのようなサークル情報は、ピックルボールベアや各種SNSで「ピックルボール+地名」で検索すると見つかります。




民間の室内スポーツ施設
天候に左右されず快適にプレーしたいなら、民間のインドア施設もおすすめです。
札幌市白石区の「PLACE OF SPORTS NEO」ではテニスコートをピックルボール用にレンタルできます。
屋内コートなので雨や雪の日でも安心ですし、ボール・ネット・ラインマーカー・シューズまで無料貸し出し、パドル(ラケット)は1人100円でレンタル可能と至れり尽くせり。



コートラインは黄色い養生テープを貼って作る方式ですが、スタッフが設営してくれるので手軽です。
また、札幌市中央区にはスポーツクラブ大手のセントラルスポーツが運営する「ピックルボールクラブ」があり、非会員でも1回1,650円(税込)で参加可能なプログラムを提供しています。



運動初心者やお試しでやってみたい方でもフィットネスクラブのプログラムなら気軽に参加できますね。
屋外コート・公園
夏の北海道は爽やかな気候の下、アウトドアでピックルボールを楽しむ絶好のシーズンです。
前述のルスツリゾートのような専用屋外コートのほか、テニスコート付きの公園で簡易ネットを持ち込んで遊ぶこともできます。
観光地である大沼の自然を楽しみながらプレーできるとあって、地元クラブが中心になり普及活動を行っています。
屋外の場合は無料開放されている公園テニスコートを利用するケースもありますが、使用ルール(予約の要不要、時間帯、料金など)は各自治体によって異なるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
なお、北海道は秋~春にかけて雪や寒さで屋外プレーは厳しいため、冬季は体育館や屋内施設で楽しんでくださいね。
リゾート施設・ホテル
観光ついでにプレーするならリゾート地の施設も魅力的です。
先述の通り、ルスツリゾートや朝里川温泉ホテルでは宿泊者以外でも利用できるピックルボールコートを備えています。
それぞれ営業期間が限定されるので、公式サイトで最新情報をチェックしましょう。



リゾートならではの綺麗な環境でプレーできるので、旅行者にも好評です。
北海道のピックルボールコート一覧



2025年8月時点で判明している北海道内の主なピックルボール施設・コートを地域別にまとめます。
- 札幌市
- PLACE OF SPORTS NEO(札幌市白石区米里1条2丁目12-1) – 屋内コート1面。天候を気にせずプレー可能。ネット・ボールなど無料貸出あり。パドルレンタル100円/人。
- セントラルスポーツ・ピックルボールクラブ(札幌市中央区南22条西12丁目1-1 プロム山鼻2F) – フィットネスクラブ内のプログラム。非会員も1回1,650円で参加可。初心者歓迎でラケット等レンタルあり(要確認)。
- ライジングテニスクラブ 北野校(札幌市清田区北野2条3丁目2) – 民間テニススクールにピックルボール専用コートあり(インドア1面)。クラブ会員向けにレッスンや開放日あり。利用料金は会員種別等による。
- 旭川市
- 旭川市内各体育館・公民館 – ※専用施設は未整備ですが、有志サークル(EPC旭川)が市内の体育館やコミュニティセンターで活動中。定期的な練習会あり(Instagram「@epcenjoypickleball」等をチェック)。宮の森スポーツ倶楽部旭川校(旭川市忠和7条1丁目)でもピックルボールのプログラムを開始しているとの情報あり(要問い合わせ)。
- 函館市・道南エリア
- 七飯町大中山地域体育館(亀田郡七飯町大中山) – 函館市近郊。道南ピックルボール倶楽部がこちらで体験会・練習会を開催。平日昼の部と月1回程度週末イベントあり。参加希望者はクラブ(Instagram: @donanpickleball)へ連絡。将来的に函館市内の体育館でもイベント開催予定とのこと。
- 函館未来大学 体育館(函館市亀田中野町116-2) – 道南クラブの練習場所の一つ。不定期で週末開放に利用。大学施設のため一般開放はイベント時のみ。
- 小樽市
- 朝里川温泉ホテル(小樽市朝里川温泉2丁目670) – 屋外ピックルボールコート1面(冬季閉鎖)。宿泊者以外も利用可。営業時間9:00~18:00(要予約)。1面1時間3,000円(ラケット・ボール貸出込)。
- 帯広市(十勝エリア)
- 帯広稲田小学校 体育館/帯広啓北コミュニティセンター – 帯広コナンスポーツクラブが毎週金曜19~21時に練習会を開催。参加費600円/回。
- その他地域
- 留寿都村 ルスツリゾート(虻田郡留寿都村字泉川13番地) – ピックルボール専用コート8面(屋外、PJF公認)。営業期間7月初旬~10月中旬、営業時間7:00~18:00。利用料1面1時間3,000円。予約不要で当日受付。ラケット¥300・ボール¥150でレンタル可。
- 道東エリア – 2025年現在、釧路・北見・室蘭などその他地域での専用コート情報は見当たりません。ただし各地で体験会やサークル活動は少しずつ広まっています。芽室町では元バドミントン選手がピックルボールに転向し話題になるなど、今後道東方面でも普及が期待されています。
以上、北海道のピックルボール事情をまとめました。
まだ専用コートは限られていますが、体育館やテニスコートを活用すれば意外と身近にプレーできることがわかりますね。



ぜひお近くの施設やサークルを訪ねて、ピックルボールを楽しんでみてください!



北海道の雄大な景色の中で体を動かせば、きっと爽快な気分になれるはずです🎵





