PJF(ピックルボール日本連盟)とは?会員登録するメリットとデメリットも解説

PJFとピックルボールと猫

一般財団法人ピックルボール日本連盟(PJF)は、日本のピックルボール普及・競技環境づくりを担う団体です。

PJFは2024年5月に設立されました✨️

2015年4月に設立されたJPA(日本ピックルボール協会)とは別の日本のピックルボール団体です。

PJFはアジア・世界のピックルボール連盟(UWPF)とも連携し、国内外の大会や育成、資格制度までトータルで推進しています。

目次

PJF(ピックルボール日本連盟)とは?

一般財団法人ピックルボール日本連盟(PJF)は、日本国内のピックルボール競技を統括し、その普及と国際交流を推進する公式団体です。

2024年5月に設立され、日本で定期的に国際大会を開催したり、国内のピックルボール選手の育成、全国の地域団体の支援などに力を入れています。

参考:PJF(ピックルボール日本連盟)公式サイト

PJFはアジアピックルボール連盟(AFP)やUWPF(WPF/IPF統合体)にも加盟しており、日本代表団体として国際的な連携も図っています。

PJF(ピックルボール日本連盟)の代表について

PJFの理事長は林 裕子さん。

ミッションは「ピックルボールを通じて、人と人がつながるインクルーシブな社会と、幸福度の高いコミュニティを育む」こと。

競技面だけでなく、世代や国籍を超えた交流・健康づくりにも重心を置いて活動しています。

PJF(ピックルボール日本連盟)の主な活動

  • 大会・イベントの開催/支援:国内の国際大会・全国大会、プロ選手のエキシビションなどを実施。海外大会への選手派遣、アジア連盟・世界連盟との協働も。
  • 選手・審判・指導者の育成RPO(国際指導者資格)や審判講習など、学びの機会を提供。
  • 公式プログラム/支部展開:全国で体験会や講習会を展開し、地域のコート整備やクラブづくりを後押し。
  • 会員特典の拡充:会員限定情報や提携特典(航空会社のプロモコード等)を配布することも。

参考:PJFについて(公式)

PJF(ピックルボール日本連盟)に会員登録するメリット

  • 大会・イベント・講習への参加資格:PJF主催/共催の大会や各種プログラムへの申し込みがスムーズ。
  • 資格・段位・チーム登録がオンラインで完結:コーチ/審判資格、段位取得、チーム登録まで会員IDで手続きできます。
  • 会員特典:会員向けポイント制度や、提携先の特典(例:航空券プロモコード配布など)が受け取れる場合あり。
  • 大会の安心感:主要大会ではレクリエーション保険の加入が明記され、医療スタッフ常駐のケースも(大会要項に準拠)。
  • 年会費が手頃年2,500円/12か月で、競技派・学習派にとってコスパ良好。

大会・イベント・講習への参加資格

PJFが主催・共催する大会やプログラムに参加するには会員登録が必要であり、会員になると各種大会にエントリーできます。

日本初開催の国際大会や賞金大会など、魅力的なイベントに出場するチャンスが広がります。

会員特典

PJFは企業スポンサーとの提携により会員向け特典を提供することがあります。

例えば、LCC航空会社ZIPAIRの航空券割引コードが会員限定で配布されたり、東京タワー屋上のピックルボールコート利用料が会員特別割引になるなど、ユニークなサービスを受けられることがあります。

会員限定の情報発信(ニュースレターやSNSコミュニティ)を通じて、最新の大会情報や練習会案内なども届きます。

安心のサポート

公式戦に参加する際は主催者側でスポーツ保険等の手配がなされるため、万一のケガの際にも一定の補償が受けられるなど、安全面でのサポートがあります(大会参加費に保険料が含まれている場合もあります)。

PJF(ピックルボール日本連盟)に会員登録するデメリット

  • 費用がゼロではない:年額2,500円に加え、イベント参加費や遠征費は別途必要。
  • 参加機会の地域差:大型イベントは首都圏開催が中心になりがち。地方在住だと移動コストが発生。
  • 「仲間内で軽く楽しむ」だけなら必須ではない:地域サークルでのレクリエーションだけなら、会員登録が不要な場面も。
  • 他団体との違いを把握:国内には複数の団体/コミュニティが存在。自分の目的(大会出場、資格取得など)に合うかを確認。

年会費や登録費用がかかる

PJF個人会員の年会費は2,500円です。

決して高額ではありませんが、継続する場合は毎年支払いが必要です。

また入会手続きにはオンライン登録や決済の手間がかかります。

非会員でも楽しめる点との比較

ピックルボール自体は会員でなくても地域のサークルで楽しむことは可能です。

そのため、「大会には出ないし仲間内で遊べれば十分」というライトユーザーにとっては、会費を払ってまで登録するメリットが感じにくい場合もあります。

活動地域による偏り

PJF主催の大会やイベントは現在、首都圏を中心に開催される傾向があります。

地方在住の場合、イベント参加のために遠征が必要になることも考えられます(※PJFも各地に支部を拡大しつつありますが、地域によってはまだ活動が少ない場合があります)。

他団体との混同

日本にはPJFのほかにも「日本ピックルボール協会(JPA)」などの団体があります。

ピックルボール愛好者のコミュニティが複数存在するため、自分の所属コミュニティによってはPJF会員になるメリットが実感しにくいケースもあるかもしれません。

とはいえ国際大会に出場する、公式資格を取るといった場合はPJF会員であることが求められるため、競技志向の方にとっては必須と言えます。

上記のように、競技会への参加や公式情報へのアクセスといったメリットは、ピックルボールをより深く楽しみたい人には大きな魅力です。

一方で費用負担や活動エリアといったデメリットもありますが、年会費は比較的安価であり、得られる経験や情報を考えるとコストパフォーマンスは高いでしょう。

総合的には、「公式戦にも出てみたい」「仲間と交流したい」という方にはPJF会員登録はおすすめできます。

PJF(ピックルボール日本連盟)のRPO指導者国際資格とは?

一言でいうと

RPO(Racket Professional Organization)は、世界規模で展開される国際的なコーチ資格

レベルはL1〜L3で、L3はPPAトッププロを指導できる水準

取得後も定期アップデート/継続教育が提供されるのが大きな特長です。

PJFはRPOと提携し、日本語サポートつきで国内開催しています。

取得の流れ(L1の例)

  1. 受講条件:PJF個人会員かつ実力3.5以上(自己申告ベース/要項に準拠)。
  2. オンライン学習:6〜8時間(日本語字幕あり)。確認テストは正答率85%以上が目安。
  3. 実技講習・試験:コートで5〜7時間。国際コーチが直接指導(通訳あり)。
  4. 費用感:RPO年会費US$199+L1講習費US$199(合計US$398+税)。年会費にはJOOLAパドル等の特典が付く回も。
  5. 合格後RPO L1ライセンスを授与。初心者〜中級者の指導が可能になり、希望すればPJF公認コーチとして派遣される道も。

最後に

PJF(ピックルボール日本連盟)について、会員登録するメリットとデメリットも解説しました。

JPA(日本ピックルボール協会)とは別のピックルボール団体なので、混乱する人もいるかもしれませんね。

この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです(^^)

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