ピックルボールパドル(ラケット)の正しい構え方とは?コツや注意点も解説

ピックルボールをしている柴犬
目次

ピックルボールパドル(ラケット)の正しい構え方

  • 姿勢(アスレティックスタンス)
  • パドルの位置
  • グリップの基本

姿勢(アスレティックスタンス)

  • 足は肩幅よりやや広めに開き、両膝を軽く曲げる
  • 体重は母指球(親指の付け根)にのせ、かかとは軽く浮かせる
  • 背すじは伸ばし、上体はやや前傾。腰が落ちすぎないよう注意

パドルの位置

  • ネットの真上あたり、みぞおちの前で“ハの字”に構える
  • パドル面はほぼ垂直。先端がわずかに上を向く程度が◎

グリップの基本

コンチネンタルグリップ(基準)

  • 握手をする形で柄を包む
  • フォア・バックを瞬時に切り替えやすく、守備範囲が広がる

イースタングリップ(フォア重視)

  • ラケット面と手の平がほぼ同じ角度
  • ドライブやスピンをかけやすい

ピックルボールパドルのグリップの持ち方に絶対はないので、合わないときは色々実験してみるのがおすすめ!

ピックルボールパドル(ラケット)の構え方の種類

種類特徴使いどころ
ニュートラル(Ready)基本姿勢。パドルは体の中央リターン直前・ボレー応戦
フォア待ち右利きなら右腰寄り。肩も開き気味相手が高めのフォアに打ちそうな時
バック待ちパドル面を左腰寄りに出して構えるサイドライン狙いのショットに備える
オーバーヘッド準備肘を頭より高く上げ、パドルは背面へロブ対策、スマッシュ確定時
ドロップ・ダンク準備パドル面を少し下げ、膝をさらに曲げるNVZ(キッチン)際のソフトタッチ

ピックルボールパドル(ラケット)の構え方の注意点

  1. 手首のコックを入れすぎない
    • スナップ頼りになると面ブレ → ミスヒット増
  2. 肘を張りすぎない
    • 力みで可動域が狭くなる。肘はやや曲げ、脇に卵1個分のすき間
  3. 視線はボールと相手
    • パドルばかり見ると反応が遅れる
  4. 足から崩れるクセ
    • 構え直すたびに重心が上下すると正確なタッチ不可
  5. キッチンラインをまたがない
    • 構えの勢いで踏み込むとフォルト。キッチン内はジャンプもNG

ピックルボールパドル(ラケット)の構え方のコツ

  • 「構え→小刻みスプリット→ヒット」のリズムを身体に染み込ませる
    • 1分間シャドーを毎日行うだけで反応速度アップ
  • 鏡でチェック
    • 肩・肘・パドル面が一直線かを可視化。スマホ動画も◎
  • “足から始める”意識
    • 上半身ではなく、つま先でリズムを刻むと自然と良い構えに修正される
  • グリッププレッシャーは「10段階で3」
    • つぶれた紙コップを握るイメージ。力みを抜くと操作性が向上
  • シチュエーション別に構えをスイッチ
    • 練習では「ニュートラル→フォア待ち→バック待ち」の3点セットをループ
  • NVZ(ノンボレーゾーン)前後の“ハーフステップ”
    • ラインぎりぎりで構える際は、半歩下がってから前傾。フォルト防止&バランス確保

最後に

正しい構えはピックルボール上達の土台。

「姿勢・パドル位置・グリップ」を基準形として覚え、ラリー中は状況に応じて構えをスムーズに切り替えましょう

構えが安定するとミスが減り、余裕をもって攻撃に転じられます。

まずは鏡チェックとシャドードリルで“正しいフォームの再現率”を高めることから始めてみてください。

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