ソフトテニスの後衛ポジションとして
学生時代に行う一般的な練習法をまとめてみました。
後衛としてレベルアップするためには
基本的なことを体に覚えさせるために
練習の積み重ねが大切になります。
ソフトテニスの後衛の練習
ソフトテニスの後衛として重要となってくるのが
ストロークになります。
参考:ソフトテニスの後衛ストロークとは?【打ち方の種類やコツなども解説】
ストロークの練習を強化することで
攻撃にも守りにも対応できる
後衛として活躍できます。
後衛の練習メニュー
後衛のストロークの練習には
試合の中で活かせる実践的な練習にするために
乱打をおすすめします。
乱打には基本練習で築いた土台の上に、
工夫を加えることで
臨機応変な技術力を身に付けることができます。
後衛の練習メニュー【乱打①】
まず後衛の乱打の練習メニューとして
「6本限定の乱打」を行ってみましょう。
練習方法は
6本(3往復)に限定してラリーを行います。
6本続いたらラリーを止めて、
再びラリーを始めるようにしましょう。
この練習の目的は
6球のうちに有効打を打つことを意識してください。
なぜ6球なのかといいますと
ソフトテニスの平均ラリーは6球といわれます。
後衛ポジションとして
ラリーに打ち勝つためには、
6球以内に有効打が打つことが決め手なのです。
もちろん長くラリーを続けられる
コントロールも大切ですが、
有効打を打つ瞬発力も
後衛には必要な技術なのです。
ですので6球に集中してラリーを行い、
決定打となるストロークを打つ練習を行うことで
実際の試合でも打ち抜くことができるようになります。
後衛の練習メニュー【乱打②】
次に後衛の乱打の練習メニューとして
ロブとカウンターを使った
「ラリーのリズムを変える練習」を行ってみましょう。
練習方法は
AとBで例えさせて頂きます。
まずAからロブの球出しをします。
Bはそれをトップ打ちで返します。
Aはロブで返球します。
Bはトップ打ちで返します。
Aは切り返して攻め打ちこみます。
Aが切り返すことで
攻守が入れ替わることになります。
練習ポイントは
ゆっくり→速いというように
リズムを変える練習を意識的に行うことです。
ラリー中は同じリズムで返すことの方が容易で
ミスも少なくなくなりますが、
リズムを変えるのは難しい技術になります。
そこであえてリズムの違う打ち方で
相手のトップ打ちをしのいだり、
攻め込んだりと
緩急をつけたプレーを身につけることで
相手に攻め込ませる余裕を与えなくさせます。
まとめ
ソフトテニスの後衛の練習メニューとして
学生時代のうちに経験しておきたい乱打は
技術や対応力を伸ばすことができる練習法です。
ただ単に目的もなく
乱打を繰り返すことも楽しいですが、
より実践的なことを取り入れて
試合に活かせる後衛へと成長していきましょう。