Honolulu Pickleball(ホノルル・ピックルボール)のピックルボールパドルの特徴や料金

Honolulu Pickleball(ホノルル・ピックルボール)のピックルボールパドルと犬猫
目次

Honolulu Pickleballのピックルボールパドル一覧

  • Sword & Shield J1 – 16.5インチのエロンゲーテッド(長身)型パドル。重量級で安定したコントロール性能が特長。
  • Sword & Shield J1H – J1の派生モデルで、同じ長身形状ながら表面素材に複合素材を採用。パワーと反発力が向上したモデル。
  • Sword & Shield J2 – 16.2インチのハイブリッド型パドル。縦横のバランスに優れ、パワー・スピン・コントロールの調和が特長。
  • Sword & Shield J3 – 16インチのスクエア(正方形)型パドル。幅広のフェースによる高いコントロール性能とスピン性能が魅力。
  • Sword & Shield J4シリーズ(J4K / J4K Pro) – 約16インチ級のワイドボディ型Kevlar®パドル。非常に広いフェース幅による最大級のスイートスポットと安定性が特長。Pro版は更に強い反発力を備える。
  • Sword & Shield J5 – 17インチのスーパーエロンゲーテッド型パドル。最大クラスのリーチ(長さ)と強烈なパワー・スピン性能が光る攻撃的モデル。
  • Sword & Shield J6シリーズ(J6NF / J6FC+) – 次世代のフォームコア(全フォームコア)を採用した新モデル群(※2025年発売予定)。従来のハニカムコアに代わる革新的構造で、より大きなスイートスポットと柔らかな打球感を目指したプロトタイプ。
  • Sword & Shield J7シリーズ(J7K / J7K Pro ※および J7NF) – 16.6インチのエロンゲーテッド型Kevlar®パドル。J2ハイブリッド形状を伸長させたデザインで、リーチを強化。コントロール性能を保ちつつパワーとスピンを両立する。Pro版はさらに剛性の高いフェースで攻撃性を高めたモデル。フォームコアを採用したJ7NFも存在。
  • Sword & Shield C2 – エントリー向けのハイブリッド型パドル。性能と価格のバランスに優れ、初心者でも扱いやすい手頃なモデル。

※上記のパドルはすべてUSA Pickleball公式試合承認モデルです。

Honolulu Pickleballのピックルボールパドルの特徴

Sword & Shield J1の特徴

Sword & Shield J1はホノルル・ピックルボールの初代フラッグシップともいえるエロンゲーテッド型パドルです。

全長16.5インチ×幅7.5インチの細長いフェースに長めのグリップ(5.75インチ)を備え、重量は平均約8.7オンス(約247g)とヘビー級に分類されます。

表面素材には日本製東レT700生カーボンファイバーを採用し、高剛性のカーボンフェースと厚さ16mmの高品質ポリプロピレンコアによる抜群の安定感が特徴です。

重量級ゆえに強烈なパワーも秘めていますが、むしろ「パワーを持て余す上級者が求めるコントロール性能」にフォーカスしたモデルで、ブロック時の安定性や打球の安定した伸びが評価されています。

内部構造には熱圧成形(Thermocompression)による一体成型構造が採用され、エッジ周囲まで重量バランスを最適化。

結果として重さを感じさせない操作性も両立しています。

頑丈なつくりで耐久性も高く、公式サイトでも「究極のパワー・スピン・驚異的なコントロール」を謳うなど、上級者にとって信頼できるコントロール特化型パドルといえます。

Sword & Shield J1Hの特徴

Sword & Shield J1HはJ1と同じ16.5インチの長身形状・重量帯ながら、表面素材に独自の複合素材(Raw Composite)を採用した派生モデルです。

グレーを基調としたデザインで、一見スペックはJ1と共通ですが、複合素材フェースによりボールの食いつきと反発力が向上し「よりパワーとコントロールを求めるプレーヤー向け」と位置付けられています。

平均重量は8.6~8.8オンス程度とJ1比で若干軽く(それでも十分ヘビー級)、カーボンフェースのJ1に比べフルスイング時のボール初速が速く、打球感もやや弾く印象です。

一方で繊細なタッチショットにおけるソフト感はカーボンのJ1に一歩譲るため、パワーと安定感のバランスを重視する中上級者にマッチします。

J1同様にDynamic Powerflex™テクノロジーを搭載し、面ブレの少ない安定した打感と高いスピン性能を両立しています。

なおJ1/Hシリーズはいずれも6ヶ月保証付きで、防水カバーも標準付属します。

Sword & Shield J2シリーズの特徴

Sword & Shield J2シリーズはホノルルのラインアップ中核を成すハイブリッド型パドルです。

サイズは全長16.2インチ×幅7.8インチ、グリップ長5.5インチで、縦長と横幅のバランスが取れたオールラウンド形状となっています。

標準モデルのJ2は表面に生の東レT700カーボンを使用し、コントロール重視の柔らかな打感と精密なプレーが可能です。

重量は平均7.9~8.1オンスほどのミドル級で扱いやすく、「平均的な初心者からプロまで」幅広い層に対応する設計です。

一方でJ2シリーズには多彩な派生モデルが存在し、プレースタイルに応じて選べるのも特徴です。

例えばKevlar®繊維を編み込んだフェースを持つJ2K(コントロール重視)や、その攻撃特化版であるJ2K Pro、軽量14mmコアで反発性を上げたJ2K 14MMと14MM Pro、特殊コーティングで高剛性フェースを実現したJ2TI(チタン調外観)と上位版J2TI+などがあります。

さらに第3世代の改良としてコア周囲にフォーム材を組み込みホバリング構造を持たせたJ2K+も登場し、スイートスポット拡大とパワー向上を果たしています。

極めつけは最新の第4世代フォームコアを全面に採用した実験モデル群で、J2FC+(全フォームコア+浮遊コア構造)やJ2NF(全フォームコア+EVAリング補強)などがあります。

これらは打球時の振動吸収や高い安定性を実現する一方、耐久性や打球フィーリングの経時変化も考慮された上級者向けモデルです。

総じてJ2シリーズはスピン性能・操作性・パワーのバランスが優れており、プレーヤーの志向に合わせて最適な一本を選べる懐の深さがあります。

Sword & Shield J3シリーズの特徴

Sword & Shield J3シリーズはコントロール志向のプレーヤーに人気のエアロ・スクエア型パドルです。

全長16インチ×幅8インチのほぼ正方形に近いフェース形状を持ち、グリップも6インチと長め(両手打ち対応)に設計されています。

標準モデルJ3はJ2同様に生T700カーボンファイバー表面+16mmポリプロピレンコアを採用し、卓越したスピン性能とコントロール性能を発揮します。

平均重量は約8.1オンス(7.9~8.3オンス程度)でミドルクラスの扱いやすさ。

特にボレードロップショットでの安定感が高く、相手コートに沈めるような繊細なコントロールプレーを得意とします。

「よりコントロールやスピンを求めるプレーヤー向け」とされ、初心者から上級者まで幅広い層に使われています。

J3シリーズにも派生モデルがあり、Kevlar®フェース採用のJ3Kはさらなる柔らかさとスピン量を追求したモデル、J3K Proは黒色Kevlar繊維で剛性を高めパワーを付加した攻撃的モデルです。

またJ3TIはチタン風表面加工で独特の打球感を持たせたモデル、J3NFはフォームコアを導入した次世代モデルとなっています。

総じてJ3シリーズは「コントロール・スピン・パワーの三拍子」をうたう万能型ですが、特にネットプレーやブロック時の扱いやすさで抜きん出ており、中級者以上で緻密なプレーを目指す方に適したシリーズと言えます。

Sword & Shield J4シリーズ(J4K / J4K Pro)の特徴

Sword & Shield J4シリーズは極めて幅広のフェースを持つワイドボディ型パドルです。

公式には長さの明記はありませんが、幅は約8.4インチと業界最大級であり(J3比で0.4インチ以上広い)、スイートスポットの広さは全モデル中トップクラスとなります。

表面素材には100% Kevlar®繊維の”コントロール織り”フェースを採用しており、柔軟かつ高い摩擦性能でボールを掴んで運ぶ感覚に優れます。

標準モデルJ4Kは平均8.3オンス前後の中重量級で、十分なマス(重さ)によってブロック時にボールを押し返す安定性が秀逸です。

その名の通りコントロール性能を追求したモデルで、特に「楽に安定したディフェンスができる」「非常に許容範囲が広い(ミスヒットに強い)」との評価が多く報告されています。

一方でスイング時の空気抵抗は大きめになるため、長身モデルほどの高速スウィングには不向きですが、それでも十分な質量があるためコンパクトなスイングでも適度なパワーを生み出せるよう設計されています。

J4K Proはフェースに黒色Kevlar繊維の“パワー織り”バージョンを採用した上位モデルで、打球時の剛性感と反発力が一段と強化されています。

Pro版でも重量・形状は同じため扱いやすさはそのままに、より積極的にドライブやスマッシュで押し切りたいプレーヤー向けとなっています。

総じてJ4シリーズは「とにかくミスを減らしたい」「安定感重視でプレーしたい」というコントロール志向・守備志向のプレーヤーに理想的なパドルと言えるでしょう。

Sword & Shield J5の特徴

Sword & Shield J5は全長17インチという超エロンゲーテッド型パドルです。

ホノルル・ピックルボールにおける最大長モデルであり、細身のボディ(幅約7インチ)から繰り出される圧倒的なリーチと強烈なショットが持ち味です。

表面素材にはJ1HやJ4と同じ独自のRaw複合素材(おそらくファイバーグラス系)を採用し、打球に「Extra Power and Pop」=飛びと反発をもたらす設計。

コアは16mm厚のポリプロピレン製で、Dynamic Powerflex™構造による適度なしなりも加わり、強烈なスピン量と打球速度を実現しています。

平均重量は8.4~8.6オンス程度(ガード無しで約8.0オンス)と、サイズの割に極端なヘビー級ではないためヘッドヘビー傾向ではありますが十分実戦的な重量感に収まっています。

そのため振り抜きも想像以上に良好で、高い打点からスマッシュを叩き込むような攻撃的プレーにも応えてくれます。

公式にも「リーチ、パワー、スピン、コントロールを求めるプレーヤー向け」とうたわれ、特にシングルスや後衛から積極的に攻めたいプレーヤーに愛用者が多いモデルです。

一方でフェース幅が狭くスイートスポットも縦に長い形状のため、横方向の許容範囲は一般的なモデルよりややシビアになります。

しかしそれを補って余りある攻撃性能が評価されており、「どこからでも攻撃できる伝説的パワーパドル」との呼び声もあるほどです。

J5もJ1同様グレー・ホワイト・ブラックのシックなカラー展開で、防水カバー付属・6ヶ月保証が付きます。

Sword & Shield J6シリーズの特徴

Sword & Shield J6シリーズはホノルル・ピックルボールが2025年に投入予定の次世代フォームコア採用モデルです。

現在発表されているのはJ6NF(Full Foam “Next Generation” Core)とJ6FC+(Full Foam Core + Floating Core)という2機種で、いずれも従来の蜂の巣状ハニカムコアを用いず全面に特殊フォーム材を中核に据えた革新的構造を特徴とします。

J6NFはソリッドな一体フォームコア+EVA周縁補強リングを備えたモデルで、打球時のシャープな反応と明確なフィードバックが得られる設計です。

一方J6FC+は全フォームコアに加えて浮遊型フォームコアを組み合わせたプロトタイプで、非常に柔らかな打球感と巨大なスイートスポットを追求しています。

どちらも表面素材はカーボン系で、重量は8オンス台の中重量級となる見込みです。

フォームコア採用により振動吸収性が高くコントロール性にも優れる一方、耐久性や経時変化に関する検証が進められている段階であり、性能重視のハイエンド実験モデルと言えます。

Sword & Shield J7シリーズの特徴

Sword & Shield J7シリーズは、J2ハイブリッド形状をベースにさらなるリーチと攻撃力を付与したエロンゲーテッド型パドルです。

全長16.6インチ×幅約7.4インチとJ1に近い細長形状に6インチの長いグリップを組み合わせており、両手バックハンドや遠いボールへの対応力を高めています。

標準モデルJ7Kはフェースに100% Kevlar®繊維(赤/青のコントロール織り)を採用し、平均8.2オンス前後の重量でパワー・スピン・コントロールを高次元で融合させた設計です。

J2Kの持つ許容性や扱いやすさを残しつつ、リーチ延長によるスイングスピード向上と攻撃力アップを実現しており、ベースラインからのドライブやサービスで球威を増したと感じるユーザーもいます。

それでいてKevlarフェースと巧みな重量配分のおかげで制御不能な暴れ馬にはならず、スピン性能やコントロール性能は依然トップクラスに保たれています。

一方のJ7K Proは黒色Kevlar繊維(パワー織り)フェースを備えた最攻撃型モデルで、打球時の剛性感・初速がさらに向上しています。

J7Kの持つフィーリングや回転性能はそのままに、より強打に対するフィードバックが硬質で反発も強いため、攻撃的なプレースタイルの上級者にうってつけです。

またシリーズにはJ7NFというフォームコア採用モデルも存在し、J7の形状でフォームコア特有の振動吸収と柔らかな打球感を組み合わせています。

総じてJ7シリーズは「J2シリーズでは物足りないがJ1ほど重量は必要としない」プレーヤーや、シングルス志向・攻撃志向のプレーヤーにマッチするでしょう。

長いリーチと攻撃力を求めつつコントロールも諦めたくない欲張りなニーズに応える、ホノルルならではの意欲作です。

Sword & Shield C2の特徴

Sword & Shield C2は性能と価格のバランスに優れたエントリー向けハイブリッド型パドルです。

基本スペックはJ2シリーズに近く、全長16.2インチ×幅7.8インチ、厚さ16mmコアとAERO HYBRID PLUS形状を採用しています。

表面にはプレミアムT700カーボンファイバーが使われており、廉価モデルでありながら上位モデル譲りのスピン性能とコントロール性能を備えています。

内部構造は第1.5世代のマルチ成形(G1.5 Multi Forming)とされ、J2(第2世代)より簡易な製造ながらエッジ周囲のバランス調整はしっかり施されています。

重量は約7.9~8.2オンスのミドル級で操作しやすく、「ハンドスピード(手元の操作性)やコントロール、ソフトなタッチを重視しつつ適度なパワーも欲しい」というプレーヤーにフィットします。

価格は約100ドル以下と手頃ですが、素材・品質は上位モデルと同系統のため非常にコストパフォーマンスが高いモデルです。

初心者が最初の一本として選ぶのはもちろん、中級者が練習用やセカンドパドルとして使うにも十分な性能を発揮してくれるでしょう。

Honolulu Pickleballのピックルボールパドルの料金

各モデルの米国販売価格(USD)と日本円換算(※1ドル=150円換算)は以下の通りです。

  • J1 / J1H:各 $165(約24,750円)
  • J2シリーズ:$155〜$195(約23,000〜29,000円)
  • J3シリーズ:$145〜$165(約21,750〜24,750円)
  • J4シリーズ(J4K 等):$155〜$165(約23,250〜24,750円)
  • J5:$165(約24,750円)
  • J6シリーズ(予約):各 $195(約29,250円)
  • J7シリーズ:$155〜$195(約23,250〜29,250円)
  • C2:$95(約14,250円)

表示価格や在庫状況は公式サイト掲載時点のもの。為替レートにより日本円価格は変動します。

最後に

ホノルル・ピックルボール社のパドルは、ハワイで設計された革新的デザインと高品質素材による卓越した性能で知られています。

Kevlar®やカーボン、フォームコアなど最先端技術を積極的に取り入れ、新たな基準を打ち立てる姿勢は創業間もないブランドながら業界内で大きな注目を集めています。

実際、同社はその革新的なパドル設計により2024年「ピックルボールパドル・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど評価も高まっています。

ホノルルのパドルはモデルバリエーションが非常に豊富で、パワー志向の攻撃型プレーヤーからコントロール重視の戦略派、初心者からプロまであらゆるプレースタイルに対応する一本が見つかるでしょう。

南国ハワイ発のこのブランドは、美しいデザインとともに機能美を備えたパドルで、コート上に新たな風をもたらしています✨️

「もっと自分にフィットするラケットが欲しい」と感じているピックルボール愛好家にこそ、一度試してみる価値のあるブランドと言えるでしょう💕

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