
高知県のピックルボールコートの最新情報を更新していきます!
高知県にピックルボール専用コートはある?
結論から言うと、2025年8月現在、高知県内にピックルボール専用の恒久コートはまだありません。
既存の体育館やテニスコートなどを利用して、コートラインをテープで引いたり、移動式ネットを立てたりしてプレイする形が主流です。
ピックルボールのコートサイズはバドミントンのダブルスコートと同じ大きさで、屋内スポーツ施設があれば十分に代用可能です。


じつは高知県でも競技人口は徐々に増えています。
県内では3つのピックルボールクラブが活動しており、そのうちの一つは高知市の「ピッコロ倶楽部」というシニア中心(約30名所属)のクラブです。
こうしたクラブが中心となり、公共施設を使った練習会や体験会が各地で開かれています。



今のところ専用コートは無いものの、愛好者たちは工夫してプレイ環境を整え、高知県内でのピックルボール普及に努めています。


高知県でピックルボールができる場所
高知県内でピックルボールが楽しめる主な施設や場所をリストアップします。
公共の体育館から地域のコミュニティセンターまで、現時点で利用可能な場所をまとめました(※利用には事前予約や団体利用の調整が必要な場合があります)。



高知県でピックルボールができる場所をお探しの方はぜひ参考にしてください。
- 高知市東部総合運動場 体育センター(高知市介良) – 東部スポーツパーク内の体育館
- 高知市総合体育館 補助競技場(高知市大原町) – 市中心部の総合体育館サブアリーナ
- くろしおアリーナ(高知市五台山) – 東部総合運動場内の大型屋内競技場
- 弥右衛門(やえもん)ふれあいセンター(高知市北御座) – 地域交流施設・多目的集会室
高知市東部総合運動場 体育センター(高知市)
高知市介良字琵琶ヶ森にある東部総合運動場内の体育館です。
バスケットコート2面規模のアリーナがあり、ピックルボールコートを複数設置できます。
現在、高知市のピックルボールサークル「ピックルボール高知」が主な活動拠点としており、毎週火・金の10~13時に定期練習会を開催中です。
練習会ではディンクやボレーなど戦術練習からゲーム形式まで行われ、初心者も歓迎されています。


参加費は会場費を人数割りして1回あたり200~400円程度と手頃で、パドル(ラケット)の無料貸し出しもあります。
施設自体も市営予約システムから個人・団体で借りることができます。
高知市総合体育館 補助競技場(高知市)
高知市大原町にある総合体育館のサブアリーナ(補助競技場)です。
市内中心部に位置しアクセス良好なため、こちらも練習会場として利用されています。
ピックルボール高知の練習日程によっては、東部体育センターの代替や追加枠として使用されることがあります。
参加費や利用条件は東部体育センター利用時と同様で、1回あたり200~300円程度(補助競技場利用時は若干割高)となっています。
市の管理施設のため、個人でコートを確保する場合は市の体育館予約が必要です。



比較的新しい施設で更衣室や空調も整っており、快適にプレーできます。



初心者から経験者まで幅広く利用されています。
くろしおアリーナ(高知市)
高知市五台山の東部総合運動場内にある大型屋内競技場(愛称が「くろしおアリーナ」)です。
普段は秋~春に体育館、夏季は50mプールとして利用されるフレキシブルアリーナで、床転換により広大な屋内コートが出現します。
例えば高知のピックルボールクラブ「トサピ」は土日中心の活動で、このアリーナや周辺施設を不定期に借りて練習会を実施しています。
収容力が高くコートを多数並べられるため、将来的に大会規模のイベント開催も期待できる施設です。
利用料は体育センターより高めですが、その分天井が高く照明も明るいため公式戦さながらのプレー環境が整います。



初心者から競技志向のプレーヤーまで幅広く参加しており、大人数で一度に練習したい場合に適した会場です。
弥右衛門ふれあいセンター(高知市)
高知市北御座にある地域交流センターで、多目的集会室がスポーツ利用可能となっています。
専有面積約420㎡のフローリング床でバドミントン用具も常備されており、ピックルボールの練習に活用できます。
高知ピックルボールサークル「トサピ」が主に平日夜間にこのセンターを借りて活動しており、初心者夫妻やテニス・卓球経験者など幅広い層が参加しています。



トサピは2024年11月に初心者メンバーで立ち上げられたクラブで、全員がゼロから始めた仲間ということもあり初心者に非常に優しい雰囲気が特徴です。
参加費は1時間300円、2時間500円(ラケットレンタル込)と低料金で、練習用パドルも10本以上用意されています。
夜間(17~21時)の全面貸切料金は1時間あたり760円で、定員に余裕がある場合は飛び入り参加も可能です。これからピックルボールを始めたい方が気軽に体験できる場として最適な施設でしょう。
まとめ:高知県のピックルボール環境と今後の展望
高知県におけるピックルボール環境は、まだ専用コートこそ無いものの、既存施設を活用した草の根の普及活動が盛んです。
高知市内の各施設で週数回の定期練習会や体験会が開かれ、老若男女がこの新しいスポーツにチャレンジしています。
実際、高知県内では2024年末から複数のサークルが立ち上がり、初心者中心のクラブからシニア主体のクラブまで多様なコミュニティが誕生しました。



参加者からは「ラリーが続きやすく初心者でも楽しい」といった声も聞かれ、手軽で戦略性もあるピックルボールの魅力が徐々に浸透しているようです。
今後の展望として、高知県でもさらに競技人口が増えれば専用コートの設置や新施設の計画が持ち上がる可能性があります。
また、空きテナントを改装した24時間営業の室内ピックルボール施設など、全国的にユニークな動きも出てきており、高知でも民間主導でコート整備が進むかもしれません。
行政やスポーツ振興団体による支援が得られれば、地域のスポーツイベントにピックルボールを組み込む試みも期待できます。
いずれにせよ、高知県でピックルボールをプレイしたい方は、まずは紹介した練習会や施設に足を運んでみてください。
初心者歓迎のクラブが多いので気軽に参加できるはずです。



今後ますます環境が整い、高知のあちこちでピックルボールの心地よい音が響く未来に期待したいですね。



