なぜピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)は重要なのか?13mmと16mmの違いは何?【14mmの特徴や選び方も解説】

ピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)
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ピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)はなぜ重要?

一般的にピックルボールパドルの厚さは8mmから20mm程度まで様々ですが、特に約13mm(薄型)と約16mm(厚型)が標準的な厚さとして多く見られます。

ピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)

実はこの厚さはパドルの性能に大きな影響を与えます。

たとえ他のスペックが同じパドルでも、厚さが変われば打球感や性能がガラリと変わるほどです。

厚さによってパドルがボールと接するときの挙動が変わり、パワーとコントロールのバランスが大きく左右されます。

薄いパドルはインパクト時にボールを素早く弾き返すため反発力(いわゆる「ポップ」)が強く、ボールスピードが出やすくなります。

一方で厚いパドルは衝撃を吸収しボールの勢いを和らげるため、スイートスポット(※安定して良い当たりが出せる範囲)が広がりコントロール性や安定性が増します。

つまり、薄型パドルはパワー重視、厚型パドルはコントロール重視の傾向があるのです。

具体的には、厚めのコア(例えば16mm)はパワーを多少犠牲にしてコントロール性能を高めます。

ボールをしっかりつかんで押し出す感覚があり、ドロップショットやブロックなどの柔らかいショットが安定しやすくなります。

逆に薄めのコア(例えば13mm)は衝撃吸収が少ない分ボールが速く反発し、強打や速いショットを生み出しやすくなります。

ただしその分ミスも出やすく、スイートスポットが狭くなるため芯を外すとボールが思わぬ方向へ飛びやすいという難しさもあります。

このようにパドルの厚さはパワー(ボールを飛ばす力)とコントロール(狙った所に打つ精度)、打球感やスイートスポットの広さに直結しており、プレーの質を左右する重要な要素です。

薄型か厚型かによって「攻撃的なパドル」か「コントロール重視のパドル」かが決まるため、自分に合った厚さを選ぶことが上達や勝敗に大きく影響すると言えるでしょう。

ピックルボールパドルの厚さは「パドル厚」や「コア厚」とも表現されることがあります

パドルの厚さ(13mm、16mm、14mmなど)による違い

現在市販されているピックルボールパドルの多くは、パドル厚が約13mm(1/2インチ前後)のモデルと約16mm(5/8インチ前後)のモデルに大別されます。

13mmはいわゆる「薄型パドル」、16mmは「厚型パドル」の代表格です。

それぞれ性能に明確な違いがあり、メーカー各社も13mmを「パワー」モデル、16mmを「コントロール」モデルと位置付けている場合が少なくありません。

以下では13mmと16mmのパドルの特徴の違いを比較し、そのメリット・デメリットや合うプレースタイルについて見てみましょう。

中間的な厚さである14mm等についても後半で触れていきます

海外レビューが参考になる件

たとえば海外のレビューでも、同じシリーズのパドルを薄型13mm版と厚型16mm版で比較すると、16mm版の方が「ボールが勝手に飛びすぎず落ち着いたフィーリングでコントロールしやすい」と評価される一方、13mm版は「より軽量にもかかわらず16mm版より反発力(ポップ)が強い」と報告されています。

実際、そのレビューではパワーに自信のないプレーヤーでも13mm版なら楽に強い球が打てる点や、16mm版ならソフトなタッチでのプレーが安定する点が指摘されており、厚さによる性能差がはっきり示されています。

ピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)については、Amazonの口コミや評判も参考になります。

厚さ13mmパドルと厚さ16mmパドルの特徴を表でわかりやすく!

13mmと16mmそれぞれのパドルには具体的にどんな特徴があるのかをまとめます。

以下に主な違いを表形式で整理しました。

スクロールできます
パドル厚(厚さ)主な特徴(メリット・デメリット)向いているプレースタイル・レベル
約13mm (薄め)– ボールの反発力が強くよく飛ぶ(パワーが出しやすい)
– スイートスポットが小さめで芯を外すとシビア
– 打球感は硬めで振動が手に伝わりやすい
– 攻撃的なプレー(ドライブスマッシュ中心で早く点を取りたい)
– シングルス(パワーとスピードで抜きにいくスタイル)
– 上級者向き(ミスを最小限に抑える技術がある人)
約16mm (厚め)– ボールをつかんでコントロールしやすい(ショットが安定)
– スイートスポットが広くミスに寛容
– 打球感は柔らかく衝撃も少なめで安定感が高い
– 守備的・戦略的なプレー(ドロップディンクなどソフトな展開)
– ダブルス(ラリーを安定させミスを減らすスタイル)
– 初心者〜中級者にも◎(扱いやすくゲームメイクしやすい)

上記は一般的な傾向をまとめたものです。

実際にはパドルの素材や設計によっても差があり、薄型でもコントロールしやすいモデルや、厚型でもパワーのあるモデルも存在します。

しかし薄型=パワー重視、厚型=コントロール重視という図式は基本的に押さえておいてよいでしょう。

13mmと16mm以外(14mmなど)の厚さのパドルも増えている件

13mmと16mmの中間にあたる厚み(例えば14mmや15mm)のパドルも存在します。

これは薄型と厚型の“いいとこ取り”を狙った折衷的な厚さで、近年各メーカーから14mm前後のモデルも増えてきました。

実際「14mmは標準的なパドル厚」と位置付けられることもあり、パワーとコントロールのバランスが取れた厚さとして注目されています。

また、海外ブランドのPaddletekではあえて13mmや16mmではなく12.7mm(パワー型)と14.3mm(コントロール型)という独自の厚さ設定を採用しています。

このように各社が厚さ違いのモデルを用意しているのは、まさに厚さごとに性能やプレースタイル適性が異なることの証拠と言えるでしょう。

ピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)の選び方

自分にはどの厚さのパドルが合っているのでしょうか?

ここではプレーヤーのレベルプレースタイルに応じたパドル厚選びのポイントを紹介します。

プレーヤーレベルに応じたパドルの厚さの選び方

  • ピックルボール初心者(DUPR値:~3.0程度)
  • ピックルボール中級者(DUPR値:3.5〜4.0程度)
  • ピックルボール上級者(DUPR値:4.0以上)

ピックルボール初心者向けパドル

ピックルボールを始めたばかりの方や初級者には、基本的に厚め(16mm前後)のパドルがおすすめです。

厚型パドルはスイートスポットが広くミスに強いため、ラリー中にボールを安定して返しやすくなります。

特にピックルボール特有のソフトなタッチ(ドロップショットディンクショットなど)は初心者には難しい要素ですが、厚いパドルは相手のボールの勢いを吸収してくれるのでこうしたショットが幾分ラクになります。

実際、海外の上級プレーヤーからも「新しいプレーヤーには厚めのパドルを勧める」という声があり、コントロール重視の道具で基礎を身に付ける方が上達しやすいと言われます。

まずは厚型でコントロール感覚を養い、物足りなく感じたら徐々に薄型に挑戦するくらいの方が失敗が少ないかと思います💡

ピックルボール中級者向けパドル

中級者になると、自分のプレースタイルや課題に合わせて厚さを選ぶ段階です。

もし「攻めのパワーがもう少し欲しい」「スマッシュで決めきりたい」というタイプなら、13mmなど薄めのパドルを試してみる価値があります。

薄型は扱いは難しくなりますが、その分うまく当たった時の決定力は上がります。

一方、「ラリーを安定させミスを減らしたい」「柔らかいタッチのプレーを磨きたい」という場合は、引き続き16mm中心の厚めパドルを選ぶと良いでしょう。

中間の14mm前後のモデルも選択肢です。

多くの中級〜上級者は最終的に16mm前後のバランス型に落ち着くとも言われており、オールラウンドに戦いたいなら標準的な厚さが無難です。

いずれにせよ、中級者の方は「自分のプレースタイルで何を重視するか(パワー or コントロール)」を意識して厚さを選ぶようにするとよいでしょう。

ピックルボール上級者向けパドル

上級者になると、すでに自分のスタイルが確立しているため、それに合った厚さを選ぶことが重要です。

例えば、強烈なドライブスマッシュで攻撃的にポイントを狙うタイプであれば、薄型パドル(13mm前後)が武器になるでしょう。

逆に、ドロップロブディンクで相手のミスを誘い長いラリーを制する戦略的・守備的タイプであれば、厚型パドル(16mm以上)がプレーを支えてくれます。

上級者の中には試合や条件に応じて厚さの異なるパドルを使い分ける人もいます。

例えば「シングルスではパワー重視で薄型を、ダブルスでは安定重視で厚型を使う」といった具合に、状況ごとに最適な厚さを選ぶ戦略です。

実際Paddletek社も「暑い日やボールが軟らかい時はパワーの出る薄型、寒い日や風下ではコントロールしやすい厚型を使う」といったアドバイスをしています。

上級者の方はぜひご自身のプレースタイルや戦術に照らして、「ここ一番で何を重視したいか」に合った厚さのパドルを選んでみてください。

プレースタイルに応じたパドルの厚さの選び方

プレーヤーそれぞれの志向によっても適切な厚さは異なります。

以下にパワー型・コントロール型・バランス型それぞれに合う厚さの目安をまとめました。

  • パワー型プレーヤー(攻撃型)
  • コントロール型プレーヤー(守備・戦略型)
  • バランス型プレーヤー(オールラウンド型)

パワー型プレーヤー(攻撃型)

自分からどんどん強打を仕掛けてポイントを奪いたいタイプなら、薄型パドル(13mm前後)がマッチします。

薄型は「強いパンチ力」を生み出すので、攻撃的なプレースタイルを後押ししてくれます。

特に相手を一撃で抜くような早い展開を好む人には理想的でしょう。

ただし反発が強い分コントロールは難しくなるため、パワー型でもミスを減らすには十分な練習と慣れが必要です。

コントロール型プレーヤー(守備・戦略型)

プレースピードよりも配置や緩急で勝負するタイプ(サードショットドロップやディンク主体のスタイル)の場合、厚型パドル(16mm程度)が適しています。

厚型はボールを掴んでコントロールしやすく、安定したタッチショットを可能にします。

相手の強打をブロックしたりロブで時間を稼いだりする場面でも厚いパドルなら安心感があります。

特に二人でネットプレーを制するダブルスでは、16mmの安定性が武器になるでしょう。

バランス型プレーヤー(オールラウンド型)

パワーとコントロールの両方をバランス良く発揮したいタイプは、14〜16mm程度の中厚パドルが合う傾向があります。

標準的な16mm厚は「パワーと安定のベストミックス」とも評され、攻撃にも守備にも柔軟に対応できる厚さです。

プレー状況に応じて攻めと守りを切り替えるオールラウンドな選手にとって、16mm前後のパドル一本であれば大抵の局面をカバーできるでしょう。

もし16mmでは物足りず13mmでは制御しにくいと感じる場合は、間を取って14~15mm程度のモデルを試すのも良い選択肢です。

実際「1本でどんな状況にも対応したいなら16mmを選べ」というアドバイスもあります。

迷った場合はひとまず標準厚(約16mm)を基準に考えると失敗が少なそうですね💡

最後に

ピックルボールパドルの厚さ(パドル厚)は、パドル選びにおいて非常に重要なポイントです。

しかし同時に、「万能な厚さ」は存在しないということも覚えておきましょう。

薄型と厚型にはそれぞれ利点と欠点があり、プレーヤーの技量やスタイルによって最適な厚さは変わります。

大切なのは、パドルの厚みの特徴や違いを把握した上で、自分にとって心地よいバランスを見つけることです。

パドルの厚さ選びに迷ったらまずは扱いやすい厚め(16mm前後)から始めてみることをおすすめします💡

【「厚め=コントロール、薄め=パワー」という基本】を踏まえ、自分のプレースタイルや課題に合わせて徐々に最適な厚さを見極めていきましょう♪

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