ピックルボールパドルを選ぶとき、ついデザインやブランド、価格に目がいきがちです。
しかし、打ちやすさを大きく左右するのが、パドル内部に入っているコア素材です。
コアとは、パドルの中にある芯材のこと。
ボールを打ったときの反発力、打球感、コントロール、振動、打球音に関わる大事な部分です。

簡単にいうと、フェイス素材がボールに直接触れる表面だとすれば、コア素材はパドルの性格を決める心臓部のような存在です💓
ピックルボールパドルのコア(内部)素材とは、2つのフェイス(表面)に挟まれた中身の素材を指します。




先に結論:初心者はコア素材だけで選ばなくていい
ピックルボール初心者の場合、最初からコア素材を細かく比較しすぎる必要はありません。
まずは次のようなパドルを選ぶと失敗しにくいです。
| 重視したいこと | おすすめのコア |
|---|---|
| 扱いやすさ | ポリマーコア、EPPフォームコア |
| コントロール | 16mm前後のポリマーコア、EPPフォームコア |
| パワー | 14mm前後のポリマーコア、ノーメックスコア、高反発フォーム系 |
| 静音性 | ポリマーコア、EPPフォームコア、EVA系フォームコア |
| 耐久性 | EPPフォームコア、カーボンコア、品質の高いポリマーコア |
| 予算重視 | ポリマーコア |
迷ったら、ポリマーコアまたはEPPフォームコアを基準に考えるのがおすすめです。
特に初心者は、コア素材だけでなく、厚さ、重さ、形状、フェイス素材も一緒に見る必要があります。



全体的な選び方はピックルボールパドルの選び方で詳しく解説しています💡


ピックルボールパドルのコア素材とは?


ピックルボールパドルのコア素材とは、パドル内部に入っている芯材のことです。
多くのパドルは、コア素材をフェイス素材で挟むような構造になっています。



このコア素材によって、次のような違いが生まれます💡
- ボールの飛びやすさ
- 打球感の柔らかさ
- コントロールのしやすさ
- スイートスポットの広さ
- 手に伝わる振動
- 打球音の大きさ
- パドルの耐久性
たとえば、同じカーボンフェイスのパドルでも、内部がポリマーコアなのか、フォームコアなのか、カーボンコアなのかで打ち心地はかなり変わります。



コア構造そのものを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください💡
↓


2026年のピックルボールパドルはコア素材の見方が変わってきている
以前は、ピックルボールパドルのコアといえばポリマーのハニカムコアが主流でした。
2026年現在もポリマーコアは定番ですが、近年はフォームコアを採用したGEN4パドルや、カーボン構造を使った特殊なパドルも増えています。



そのため、今のパドル選びでは次の3つが重要です💡
- どんなコア素材か
- どんな構造か
- 公式大会で使える承認パドルか
特に大会に出る人は、素材名だけで判断しない方が安全です。


フォームコアだから新しい、EVAだから使えない、ポリマーだから安心。
このように単純には決められません。
大事なのは、そのパドルが公式基準を満たしているかどうかです。
日本で購入する場合も、Amazonや海外ショップでUSAP承認などの表記を見ることがあります。
ただし、表記だけで判断せず、できるだけ公式の承認リストやメーカー情報も確認しましょう。



Amazonで購入する際の注意点は、Amazonでピックルボールパドルを買う時の注意点でまとめています⚠️




ピックルボールパドルの主なコア素材
ピックルボールパドルのコア素材には、主に次のような種類があります。
- ポリマーコア
- ノーメックスコア
- アルミニウムコア
- EPPフォームコア
- EVA系フォームコア
- PMIフォームコア
- カーボンコア
それぞれの特徴をわかりやすく見ていきましょう。
ポリマーコア|初心者にも扱いやすい定番素材
ポリマーコアは、現在のピックルボールパドルで最も一般的なコア素材です。
多くの場合、ポリプロピレンという樹脂をハニカム状にした構造が使われています。
ポリマーコアの特徴は、扱いやすさです。
打球感は比較的やわらかく、音も大きすぎず、コントロールもしやすい。
初心者から中級者まで幅広く使いやすい素材です。
ポリマーコアのメリット
- 初心者でも扱いやすい
- 打球音が比較的静か
- コントロールしやすい
- 価格帯が広く選びやすい
- パワーと安定感のバランスが良い
ポリマーコアのデメリット
- 特別に強い反発力があるわけではない
- 使い込むと内部が劣化することがある
- 安価すぎるモデルは打感や耐久性に差が出やすい
最初の1本で迷ったら、ポリマーコアの16mm前後を選ぶと大きく失敗しにくいです。



パドルの厚さや形状も一緒に確認したい方は、ピックルボールパドルの形状の種類や選び方も参考になります💡


ノーメックスコア|硬くてパワーが出やすい素材
ノーメックスコアは、昔から使われている硬めのコア素材です。
アラミド繊維を使ったハニカム構造で、軽さと剛性の高さが特徴です。
※打球感は硬めで、ボールが鋭く飛びやすいタイプ。
ノーメックスコアのメリット
- 反発力が高い
- 強打しやすい
- 硬めの打球感が好きな人に合う
- 攻撃的なプレーと相性が良い
ノーメックスコアのデメリット
- 打球音が大きめ
- タッチショットが難しく感じることがある
- 初心者にはやや扱いにくい
- 住宅街や静かなコートでは使いにくい場合がある
パワー重視の素材ではありますが、初心者が最初に選ぶなら少し慎重でいいと思います。
ピックルボールでは強く打つだけでなく、ドロップショットやディンクのような繊細なショットも重要です。
コントロールに不安があるうちは、ポリマーコアの方が扱いやすいでしょう。




アルミニウムコア|軽さと操作性を重視した素材
アルミニウムコアは、金属のアルミをハニカム状にしたコア素材です。
軽量で操作しやすく、ネット際の細かいタッチや取り回しの良さに特徴があります。
アルミニウムコアのメリット
- 軽く感じやすい
- 操作性が高い
- コントロールしやすい
- 手首や腕への負担を抑えたい人に合う場合がある
アルミニウムコアのデメリット
- パワーは控えめ
- 強打では物足りない場合がある
- 強い衝撃で変形する可能性がある
- 現在は選択肢が少ない
アルミニウムコアは、積極的におすすめするというより、軽さやタッチ感を優先する人向けの選択肢です。



初心者が選ぶなら、アルミニウムコアよりもポリマーコアの軽量モデルを探した方が選びやすいです!
EPPフォームコア|2026年注目の次世代型コア
EPPフォームコアは、発泡ポリプロピレンを使ったフォーム系のコア素材です。
従来のハニカムコアとは違い、内部がフォーム状になっているのが特徴です。
近年注目されているGEN4パドルにも、このフォームコア系の考え方が関わっています。



GEN4について詳しく知りたい方は、GEN4って何?ピックルボールパドルの世代ごとの違いを参考にしてください✨️


EPPフォームコアのメリット
- 打球感がやわらかい
- スイートスポットが広く感じやすい
- 振動が少ない
- コントロールしやすい
- 打球音を抑えやすい
- 耐久性にも期待しやすい
EPPフォームコアのデメリット
- 価格が高めになりやすい
- 製品ごとの差が大きい
- 従来のハニカムコアと打感が違う
- 初心者にはオーバースペックなモデルもある
2026年現在、注目されているのはEPPフォームを含むフォームコア系パドルです。
たとえばVatic Pro V-Sol Proのように、EPPフォームを中心に使い、外周にEVAフォームリングを組み合わせたデュアルフォーム構造のGEN4パドルも登場しています。



最新モデルをまとめて見たい方は、最新モデルのピックルボールパドル一覧もチェックしてみてください✨️


EVA系フォームコア|やわらかく静かな打感が魅力
EVA系フォームコアは、クッション性の高いフォーム素材を使ったコアです。
かなりやわらかい打球感になりやすく、振動や衝撃を抑えやすいのが特徴です。
EVA系フォームコアのメリット
- 打球感が非常にやわらかい
- 振動を抑えやすい
- 打球音が静かになりやすい
- タッチショットの感覚を出しやすい
- 腕や肘にやさしく感じやすい
EVA系フォームコアのデメリット
- 柔らかすぎると反発が強くなりすぎる場合がある
- 構造によっては耐久性に課題が出る
- 公式大会で使えるかはモデルごとの確認が必要
- 素材名だけでは判断できない
ここで大事なのは、EVAという名前だけで良い悪いを決めないことです。
2026年のパドル選びでは、コア素材名よりも、そのパドルがどんな構造で作られ、どの認証を受けているかが重要です。
PMIフォームコア|硬めでパワー寄りのフォーム素材
PMIフォームコアは、高密度で硬めのフォーム素材です。
フォーム系でありながら、打球感はしっかり硬め。やわらかさよりも、反発力や剛性を重視したタイプです。



アディダス社の初期MetalboneシリーズでPMIフォームコアが採用され、海外では注目を集めました💡


PMIフォームコアのメリット
- 反発力が高い
- 強打時にエネルギーを伝えやすい
- 打球性能が安定しやすい
- 攻撃的なプレーに合いやすい
PMIフォームコアのデメリット
- 打球感が硬い
- 振動が気になる場合がある
- 価格が高くなりやすい
- 採用モデルが少ない



PMIコアのパドルを打った際、「金属的で甲高い打球音」がすると評されることがあります⚠️
PMIフォームコアは、初心者向けというより、パワーや剛性を求める競技志向のプレーヤー向けです。
初めての1本として選ぶより、ある程度プレースタイルが固まってから検討する方がいいでしょう。
カーボンコア|独自構造の高性能コア
カーボンコアは、コア内部までカーボン構造を使った特殊なタイプです。
代表的なのが、Gearbox(ギアボックス)のようなカーボン構造に強いブランドです。
一般的なポリマーハニカムコアとは異なり、内部構造までカーボンで設計されているモデルがあります。


カーボンコアのメリット
- 耐久性が高い
- 打球感が安定しやすい
- 振動が少ないモデルが多い
- スイートスポットのばらつきが少ない
- 長く使える高性能モデルが多い
カーボンコアのデメリット
- 価格が高い
- 選択肢が少ない
- 打感に慣れが必要
- 初心者には違いがわかりにくい場合がある
カーボンコアは、普通のパドルとは少し方向性が違います。
長く使える高性能パドルがほしい人や、一般的なハニカムコアとは違う打感を試したい人に向いています。


コア素材だけでなく厚さも重要
ピックルボールパドルは、コア素材だけでなく厚さによっても打ち心地が変わります。
目安としては、次のように考えるとわかりやすいです。
| パドルの厚さ | 特徴 |
|---|---|
| 13mm前後 | 弾きがよく、パワーが出やすい |
| 14mm前後 | パワーと操作性のバランス型 |
| 16mm前後 | コントロールしやすく、初心者にも扱いやすい |
| 16mm以上 | 安定感や振動吸収に優れやすいが、モデルによって差が大きい |
初心者には、16mm前後のパドルが特におすすめです。
理由は、ボールが飛びすぎにくく、コントロールしやすいからです。
強く打つことよりも、まずは狙った場所に返せることが大切です。
ドライブを強化したい方はピックルボールのドライブショットを、ネット際の精度を上げたい方はピックルボールのディンクを読んでおくと、パドル選びと技術のつながりが見えやすくなります。


プレースタイル別のおすすめコア素材
初心者におすすめのコア素材
初心者には、ポリマーコアまたはEPPフォームコアがおすすめです。
特に、16mm前後のポリマーコアは価格と扱いやすさのバランスが良く、最初の1本に向いています。
EPPフォームコアはより新しい選択肢ですが、価格が高めになることもあるため、予算に余裕がある人向けです。
関連:評判が良い人気のGEN4パドル一覧 ▶(Amazonのリアルな口コミ参考)
コントロール重視の人におすすめのコア素材
コントロール重視なら、16mm前後のポリマーコア、またはEPPフォームコアが合いやすいです。
打球感がやわらかく、ドロップやディンクのような繊細なショットが打ちやすくなります。
フェイス素材は、カーボンファイバーやRaw Carbon系と相性が良いです。



Raw Carbonについては、ピックルボールパドルのRaw Carbonとは?で詳しく解説しています💡
↓


パワー重視の人におすすめのコア素材
パワーを重視するなら、14mm前後のポリマーコア、ノーメックスコア、高反発系のフォームコアが候補になります。
ただし、パワーが出るパドルほど、アウトも増えやすくなります。
強いショットを安定させるには、コア素材だけでなくフェイス加工やスピン性能も重要です。



詳しくはピックルボールパドルのフェイス加工を参考にしてください💡


静音性を重視する人におすすめのコア素材
打球音を抑えたいなら、ポリマーコア、EPPフォームコア、EVA系フォームコアが候補になります。



夜間や音が響く環境でプレーするなら、これら静音性に優れた素材が適しています✨️
逆に、ノーメックスコアは音が大きくなりやすいため、静かな環境でプレーする人にはあまり向きません。
屋内施設、住宅街に近いコート、夜間利用が多い人は、静音性もかなり大事です。


耐久性を重視する人におすすめのコア素材
耐久性を重視するなら、EPPフォームコア、カーボンコア、品質の高いポリマーコアが候補になります。
パドルは使い続けると、表面だけでなく内部のコアも少しずつ劣化します。
打感が急に変わったり、特定の場所だけ弾まなくなったりする場合は、コアの劣化が関係していることもあります。



交換タイミングについては、ピックルボールパドルの寿命と交換の目安で詳しく解説しています!


コア素材とフェイス素材の組み合わせも大切
パドル選びでは、コア素材だけを見ても不十分です。
たとえば、同じポリマーコアでも、フェイス素材がカーボンなのか、ファイバーグラスなのかで打球感は変わります。
ざっくりいうと、次のようなイメージです。
| 組み合わせ | 特徴 |
|---|---|
| ポリマーコア × カーボンフェイス | コントロールしやすい定番型 |
| ポリマーコア × ファイバーグラス | 弾きがよく、パワーを出しやすい |
| EPPフォームコア × Raw Carbon | 柔らかさと安定感を出しやすい |
| カーボンコア × カーボンフェイス | 一体感と耐久性に優れやすい |
| ノーメックスコア × 硬めのフェイス | 攻撃的だが扱いは難しめ |
初心者は、まずコア素材、フェイス素材、厚さ、重さ、形状をセットで見るのがおすすめです。



ブランドごとの違いを比較したい方は、ピックルボールパドルブランド一覧も参考にしてください✨️


よくある質問
ピックルボールパドルのコア素材で一番おすすめは?
初心者にはポリマーコアがおすすめです。
扱いやすく、価格も比較的選びやすく、コントロールとパワーのバランスも良いからです。
予算に余裕があるなら、EPPフォームコアのGEN4パドルも候補になります。
関連:評判が良い人気のGEN4パドル一覧 ▶(Amazonのリアルな口コミ参考)


ポリマーコアとフォームコアはどちらがいい?
初心者が無難に選ぶならポリマーコアです。
より柔らかい打感、広いスイートスポット、振動の少なさを求めるならフォームコアも魅力があります。
ただし、フォームコアは価格が高めになりやすく、モデルごとの違いも大きいです。
打球音が静かなコア素材は?
静音性を重視するなら、ポリマーコア、EPPフォームコア、EVA系フォームコアが候補になります。
反対に、ノーメックスコアは音が大きくなりやすい傾向があります。
パドルの厚さは何mmがいい?
初心者には16mm前後がおすすめです。
飛びすぎを抑えやすく、コントロールしやすいからです。
パワーを重視するなら14mm前後、安定感を重視するなら16mm前後を目安にすると選びやすいです。
コア素材だけでパドルを選んでもいい?
コア素材だけで選ぶのはおすすめしません。
パドルの打ちやすさは、コア素材、フェイス素材、厚さ、重さ、形状、グリップ、バランスによって決まります。



全体の選び方は、ピックルボールパドルの選び方を参考にしてみてください✨️


まとめ:コア素材はパドルの打ち心地を決める重要ポイント
ピックルボールパドルのコア素材は、パドルの打球感や性能を大きく左右します。
ただし、初心者が最初から細かく考えすぎる必要はありません。
まずは、次のように考えると選びやすくなります。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 扱いやすさ重視 | ポリマーコア、EPPフォームコア |
| コントロール重視 | 16mm前後のポリマーコア、EPPフォームコア |
| パワー重視 | 14mm前後、ノーメックス、反発系フォーム |
| 静音性重視 | ポリマーコア、EPPフォーム、EVA系フォーム |
| 耐久性重視 | EPPフォーム、カーボンコア、高品質ポリマー |



2026年のパドル選びでは、素材名だけでなく、公式承認、コア構造、厚さ、フェイス素材まで見ることが大切です💡





コア素材やフェイス素材への理解を深めることで、自分にフィットする最高のパドルにきっと出会えるはずです✨️














