目次
ピックルボールの日本代表とは?
まず、ピックルボールはまだオリンピック競技ではありません。
そのため現在は、不定期に開催されるピックルボールの国際大会に日本代表として出場する選手のことを、「ピックルボールの日本代表」ということが多いです。
ピックルボールの日本代表選手は国際大会で日本を代表して戦う役割を担っており、アジアや世界の大会に出場しています。
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ピックルボールの日本代表は誰が決める?
ピックルボールの日本代表の選考は、国内の公式団体によって行われます。
現在、日本には日本ピックルボール協会(JPA)やピックルボール日本連盟(PJF)といった団体があり、彼らが代表選手の選考プロセスを策定・実施しています。
たとえば日本ピックルボール協会(JPA)は2025年に向けて新たな日本代表選考プロセス「ROAD TO PWC」を確立し、代表選手の選出方法を明示しました。
参考:<代表選考について>日本代表選考プロセス(ROAD TO PWC)選考大会エントリーと大会要項(日本ピックルボール協会公式サイト)
一方ピックルボール日本連盟(PJF)も、2024年からアジア大会(APG)に向けて日本代表選手の募集を開始するなど、代表選考の取り組みを行っています。
基本的には、これら公式団体が設定した基準や手順に従って選考委員会が選手を選び、日本代表チームが決定されます。
公的な国家機関が直接決めるわけではなく、ピックルボール競技の国内統括団体が主体となっている点がポイントです。
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ピックルボールの日本代表になるための条件や選考基準
ピックルボールの日本代表になるためには、どんな条件や基準をクリアすればいいのでしょうか。
具体的な条件や基準は変更になる可能性もあるため、まずは主なポイントを簡単にまとめていきます。
国籍・年齢など基本条件
ピックルボールの日本代表選手は日本国籍を有していることが必須です(日本のパスポート保持者)。
また、成年のカテゴリーでは19歳以上であることなど年齢条件が定められるケースもあります。
ジュニア部門の場合は別途年齢制限がありますが、基本的に「日本を代表する」という以上、日本人であることが大前提です。
競技実績やレーティング
ピックルボールの日本代表選考では競技での実績が重視されます。
具体的には、直近の国内外の大会で優秀な成績を収めていることや、DUPRレーティング(世界的に使われる実力指標)の値が高いこと、国内大会でもレベル4.0以上のクラスで実績を残していること等が評価基準になります。
つまり強い選手であることを客観的に示す指標が重要視されるわけです。
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ポイント制度と選考大会
ピックルボールの日本代表を決める際、近年導入されているのがポイント制度による選考です。
国内の主要大会に参加して良い成績を収めるとポイントが付与され、その累計ポイント上位の選手(ペア)には最終選考大会への出場権が与えられます。
大会成績に基づく明確な選考フローが整備されつつあります。
一般公募(オープン選考)枠
ポイント上位に入らなかった選手にもチャンスがあります。
一般公募による選考枠が設けられており、所定の応募条件を満たす選手は書類審査を経て代表選考に挑戦できます。
要するに「実績は十分だけどポイント対象大会にあまり出ていない」「怪我などでポイントは足りなかった」ような選手にも門戸を開く仕組みです。
この一般公募枠から選ばれる選手も含め、最終的なピックルボールの日本代表チームが編成されます。
以上のように、ピックルボールの日本代表になるためには日本人であることをはじめ、高い競技力を示す実績や公式な選考プロセスへの参加が求められます。
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最後に
ピックルボールの日本代表について、その概要や選考方法、条件などを簡単に見てきました。
まだ歴史の浅い競技ではありますが、日本でも着実に競技者が増え、代表選考の仕組みも整備されつつあります。
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簡単にまとめると、「強くなれば日本代表として世界に挑戦できるチャンスがある!」ということです。
ピックルボールの国内大会で経験を積み実績を出せば、誰にでも日本代表への道が開けています。
あなたがピックルボールの日本代表として世界と戦う日も、夢ではないかもしれませんよ!
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