ピックルボールのルールや試合の流れをわかりやすく簡単に解説【初心者必見】

愛くるしい柴犬の子犬がピックルボールのルールブックを真剣に読んでいる
目次

最初に知るべきピックルボールのルール2選

ピックルボールを始めるなら、まずは次の2つを押さえれば OK。

  • キッチンルール(ノンボレーゾーン)
  • ツーバウンドルール

ゲームの約8割はこの基本で成り立っています。

キッチンルール

「キッチン」と呼ばれるノンボレーゾーンはネットから両サイドに約2.13 m(7フィート)伸びる長方形エリア。

ここには大切な約束が2つあります。

  1. ボレー禁止 – ボールがバウンドする前に打つ(ボレー)場合、プレーヤーの体・ラケット・衣服のいずれもキッチン内に触れてはいけません。
  2. 踏み込み注意 – 打った直後に勢い余って足が入るのも NG。ボールがまだ生きている限り、空中でバランスを取る必要があります。

POINT
バウンド後ならキッチンへ入ってプレーしても OK。短いドロップショットを拾いに行くときの決断力が勝敗を分けます。

ツーバウンドルール

サーブが入った後、ボールは両サイドで1回ずつバウンドするまでボレー禁止というのがツーバウンドルール。

  • 1バウンド目:サーブを受ける側のコートで。
  • 2バウンド目:返球がサーブ側のコートで。

この2回のバウンドを終えた瞬間から、ラリー中はボレーが解禁されます。

短時間ながら両チームに平等な陣形準備のチャンスを与える、ゲームの“緩衝材”のような役割ですね。

ピックルボールの試合の流れ

  1. サーブ
    • 斜めクロスにアンダーハンドで打つ。
    • ノンボレーゾーン(キッチン)にサーブが入ってはならない。
  2. ラリー開始
    • ツーバウンドルールを消化後、ボレースマッシュが解禁。
    • キッチンルールを意識しつつ、ネット際の攻防を制すのが鍵。
  3. 得点
    • サーブ権を持つ側だけ得点できるラリーポイント制。
    • 11点先取・2点差以上が一般的(大会では 15 点 or 21 点も)。
  4. サイドアウト
    • サーブ権が相手に移ることを「サイドアウト」と呼ぶ。
    • ダブルスでは同じサイドでプレーする2人のうち、2人目がミスして初めてサイドアウトになる(スタート時を除く)。
  5. エンドチェンジ
    • 11点マッチなら 6 点、21 点マッチなら 8 点でサイドを交代。
      (屋外コートの風向きや太陽を均等にする配慮です。)

ピックルボールのルールまとめ

スクロールできます
ルールおさえるポイントありがちなミス
キッチンルールボレー禁止&踏み込み注意勢い余って足が入る
ツーバウンドルールサーブ後は両サイド1バウンドサーブ側が即ボレー
サーブのルールアンダーハンド・斜めクロスフットフォルト
得点のルールサーブ権保持時のみ加点ラリー勝ったのに無意識に得点表を動かす
勝利条件のルール11点先取・2点差10–10 からの気持ちの乱れ

最後に

ピックルボールは「卓球の手軽さ」と「テニスの爽快感」を兼ね備えたニュースポーツ。

キッチンルールとツーバウンドルール、そして試合の流れさえつかめば、初日からラリーが続いて驚くほどハマります。

ピックルボールのルールを守って、楽しくプレーしましょう♪

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